鋼の錬金術師

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監督:曽利文彦
出演:山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、國村隼、石丸謙二郎、原田夏希、内山信二、夏菜
時間:133分
公開:2017年
キャッチコピー:
進め。兄弟の絆を懸けて。
ジャンル:
アクションファンタジーマンガ・アニメの実写化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2018年09月03日 | 見た回数: 1回

もはやマンガ原作実写化映画祭りになっちゃってますが、今度は「鋼の錬金術師」。なんだったらジョジョより好きなんで多分酷評が待ってることでしょうよ・・・。

さてさて、話はそんなに悪くはない。

とにかく原作の出来が素晴らしいんでどうしても至らない部分なんていっぱいあるんですけど全体的に作りは悪くはなかったです。
アニメ劇場版は原作とはちがう話になっちゃってるんですが、こちらはマンガ原作の主要なストーリーを抑えてる。
若干端折りながらも本筋が漏れてるわけじゃないから見てる人も置いてけぼりにはならないだろうし(←これはわからんけど)。

ただ、一気に評価を落としてるのがキャラクターの方々。
演技がどうこうとか以前にもともとのマンガが日本人じゃないんで、それを演じられるとどうも「のだめカンタービレ」のシュトレーゼマンを思い出しちゃう。学芸会感というのだろうか??

アル(全身鎧)と犬(ハヤテ号じゃない)と、あとは

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

犬と合成された後の娘さん

隠しテキストはここまでです。

。このあたりは素晴らしい再現性だったけど全部人間じゃないと来たもんだ。
唯一まともなキャラで意外に良かったのが日本人なのにヒューズ中佐の佐藤隆太でした。彼だけは許せる感じですが、ほかはやっぱり厳しいなぁ。
あと、一般市民も含めてほぼほぼ日本人て・・・衣装は西洋風なのに・・・全て違和感だらけな世界。ジョジョの杜王町がまともに見えるという・・・。
話自体はそこそこいい感じの出来だっただけに、ジョジョ以上にキャラクターの違和感だけがとんでもなく足を引っ張ってて全然話が入ってこないと来たもんだ。
※ちなみにめっちゃ似てるハヤテ号は映画の中じゃ見つけられなかった。ポスターにでてたんだけど見逃したかな?

話の内容で言うと、ショッキングシリーズの第2段。ヒューズ中佐の家族の絡みがちょっと設定変わってて残念でした。原作のパターンだったら涙腺崩壊間違いなしだったのになぁ。でもまぁ、本筋を大きく変えるでもなくしっかり作ってただけにやっぱりあそこ(前述)がなー。

ということで、評価はまぁこんなもんです。
原作ファンゆえの酷評はさておき、そこそこまとまってたし悪くはないかも。原作知らなかったら僕が延々気持ち悪がってた世界は存在しないし楽しめるのかもしれないけど、僕はやっぱり駄目だなー。
※続編あったら見るとは思うけど。

追記:やっぱり実写化する作品は選んでほしいなぁ。
だから、最初3部をやろうとしてたジョジョ実写化が4部に切り替えた英断を褒めてあげたい。いや、別にあれもいい映画じゃないけどね。

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