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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ RESIDENT EVIL: WELCOME TO RACCOON CITY
画像表示切り替え監督: | ヨハネス・ロバーツ |
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出演: | カヤ・スコデラーリオ、ハナ・ジョン=カーメン、ロビー・アメル、トム・ホッパー、アヴァン・ジョーギア |
時間: | 107分 |
公開: | 2021年 |
ジャンル: ホラー、アクション、ゲームの実写化 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2023年09月04日 | 見た回数: 1回
んーと、なんというかですね。もうちょっと見れるもんかなーと思ってました。
別に前のバイオハザードの大ファンということでもないし、ミラ姉がいないということもしっかりと意識してたし、なんといってもあのとんでも世界なバイオハザードじゃなくって、なるべくゲームに沿った形で作ってるってのも聞いてたんで、新鮮な気持ちでみてみたんですけど、なんだろ?この盛り上がりの無さ。
何があかんのかなー。ちょっと思い返してみよう。
まず、ゾンビ化ウィルスに感染してく様子があんまりない?ほら、噛みつかれたり傷つけられたりすると、徐々に感染してくやん。あーいう描写はなくって、ただ豪快に噛みつかれて死んでゆくだけ。ゾンビになった人らもがぶりと噛み付いて血みどろで振り返ったり怖いのかもしれないんだけど・・・あんまり怖くないんだよなー。
あと、画面暗すぎて何が起こってるんかわからん。一瞬の明かりの中で旧にゾンビの顔が映る。みたいな怖さを演出してるんかもしれへんねんけど、もうちょっとだけ薄暗くしてよく見えないけど襲われてる、囲まれて狙われてるってのは分からせてほしい。
多分ゲームしっかり知ってて好きで、ここは入れときたい。みたいな部分は結構あったんだと思う。見ててもゲーム実況?と思わせるような、若干見慣れてる絵じゃない見せ方の絵面があったりするし、前述の暗いやつももしかしたらゲームやってた人だと当然のコースなのかもしれないんだけどね。
でも、なんだかんだで絵とかセットとか背景とかじゃないんやろなー。とも思います。絵だけで勝てるなら「ゲド戦記」はそこまで酷くはないはずだしね。今作もなんというかやっぱりキャラがあまりに立ってない。
まず主役って誰なん?赤いジャケット着たクレアという女の子?
知ってる名前はちょこちょこでてくるんですが、これ、ゲームやってない人だからこそなのかもしれないんですけど、ついついアリス(←ミラ姉ね)ハザードのキャラとかぶることかぶること。面白いか面白くないかはさておき、サイコロレーザー含めやっぱ印象深かったんやなー。と改めて思わせてくれるアリスハザードでした。
1.2作目なんてよく出来てると思うし、今作見るとやっぱり後半グダグダだったりゲームとかけ離れてたとしてもそこそこ見れるもの作ってたんだなーと再評価しちゃうわ。
ということで、評価的には久々の残念。
期待はしてなかったにも関わらず、やっぱりあかんのかい。というがっかり感がそうさせたわけで、前作がなんか嫌だ。とかゲームサイコー。という人。あるいは一切そんなのか変わったことない人が見たらふつーの出来じゃないかなー。
でも、アンジェリーナ・ジョリー亡き後の「トゥームレイダー ファースト・ミッション」はそれなりに見れたぞ。