何度でも見られるいい作品ですね。

個人的にはとっても悲しかった「クローズEXPLODE」。この口直しに対極にありそうな名作を久々に見ました。

うん。文句なくいい！

いい映画ですよね。田舎の映画より都会の映画が好きですが、悪く言う気はまったく起こりません。
が、僕も石田さんと同じで、竹中直人さんが、ツラいですね。いい役者さんだと思うのですが、ちょっと便利に使われ過ぎじゃないですかね。「のだめ」でシュトレーゼマンをしてるというウワサですが、イタそうで、あんまりみたくないです……。

ウォーター・ボーイズと並び（監督も一緒ですが）使い回ししやすい一本。夏休みの最後にはウォーターボーイズ。他の季節にはこの一本というような・・・きっとテレビの映画枠の穴埋めにもってこいじゃないかと。
今回見て、ちょっと竹中直人がしんどいな。と見えてしまったんですが、おもしろいです。はい。楽しめる日本映画のあるべき姿の一つじゃないでしょかね。
（あと、ホラーとアニメと・・・とにかくお金をかけた大作とテレビドラマ流れ以外ってこと。）
とにもかくにも、自分から見ようとはしないわけですが、それでも見るたびに楽しめるのはなかなかな証拠でしょう。ということで、評価一段階アップしました。

元気で可愛らしい映画。
映画なのでいろいろ調子良くはなしが進んで、登場人物たちもあまりリアルな高校生とは言いがたいけど、ところどころふっと高校生独特の価値観とかテンションとかが見えてきゅんとなってしまった。年かしら。
吹奏楽部の下っぱが野球部の三年生に「俺ら最後の夏なんだから応援演奏がないなんて許さないからな！」と脅されて本気で焦って人にあたるところとか、だんだん演奏が面白くなって来たところで楽器取り上げられてみんなで大泣きしちゃうところとか。