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石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2021年01月29日 | 見た回数: 1回
このまま続けばいつかウニのようなトゲトゲの球体になるんじゃないかと期待してるこのシリーズ。メガシャークとか、シャークトパスが続編出てこない中、これはちょくちょく更新されているご様子。まー頭増やしゃ他の設定は変えなくても済むというのが、それら前述のシリーズよりも容易にホイホイ作れるという強みですかね。
もはや見る前から評価「残念」確定なのですが・・・いざ!
・・・?
・・・・?・・?
・・?・・・・?・・・?
・・?・??!?・・!・??!・・・・
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちなみに前作でまさかのお尻に頭という進化を遂げたんで、次はどこかねー。尾びれ→頭が生えてきた時点で、次は多分背びれ?とか思ってましたが、今回は左右3つづつの6個で勝負してきました。モミジマンジュウ・・・。 流石にお尻は生物学的にやりすぎたと思ったのか(←そんなん考えてない)もしれませんが、いや、そんなことよりももっと問題が。
・・・これはなんなんだ??何を見ていたんだ???
いやー、まさかこのシリーズでこれが見られるとは思ってみませんでした。前作までも当然のように「残念」映画ではあるんですけど、それでも純粋に「サメ映画」として見た場合の典型的な評価だったんですね。 が、これは単純に頭の数が増えただけじゃなかった。そもそもこれはなんなんだろう?
少なくとも「令和」最高レベル。下手すりゃ「ジュラシック・プラネット」や「エイリアンvsアバター」と肩を並べるくらいの逸材! 評価も当然ながら「残念」ではあるんですがちょっと見てもらいたい気持ちでいっぱいです。 ストーリー、映像、音楽、全てが絶妙に狂っていて見事にかみわないと言ったらいいのか何なのか・・・。
恒例の盛大なネタバレはあとのお楽しみとしておいて、とりあえず評価ですが・・・。ちょっと見てもらいたい気分でいっぱい。
じゃ、毎度恒例のネタバレ満載コーナーと、思ったんですが開始15分で50行くらい書いちゃいそうな異常なツッコミペースだったので(今までもそうだっけ?)ちょっと整理して簡潔に(といっても長文になっちゃった)。できればあとは見てこの映画を感じてくださいませ。
全然関係のないところで、超大作のエンディングか?というような壮大な音楽。かと思いきや80年代コメディ映画(それもしょぼいやつね)のような気の抜けた音楽など、明らかに笑わせにきている制作側の悪意が感じられる。この作品の音楽チョイスだけでも十二分に楽しめる。最後の方には、ちょっと期待してる自分がいましたしね。
また、登場人物は恋愛セラピー主催者の離婚寸前のおっさんを筆頭に、常にナイフを持ち歩いて「捕食者の頂点は人間だぜ」と吠えるサイコ(当然捕食者の頂点、サメちゃんにやられる)。「インターネットじゃねー、ダークネットだ。そこで極秘の生物実験が行われてたんだぞ。チワワ(かわいい)もそこで生まれたんだ!」という陰謀論者。自称、気象予報士(というお天気お姉さん)が「あれは ”すーぱーせる” よーすごいタイフウなのよー。古い灯台なんかに逃げてもダメよ!廃墟とかしたラボに行きましょう」と「海上の筏の掘っ立て小屋」に連れて行く、一見まともそうだけど困ったちゃん(ちなみに、陰謀論者のパートナーで、ふたりとも非常にスローモーションでイタダカれる)や、なんだかんだまともなふりをしつつも結局「訴えてやる!」ばっかり言ってるおねーさん。急にキレる若者のように突発的に殴りかかったり、なんやかんやいうたびに「訴えてやる!」といい、責任転嫁し、何故か急にへんてこな拳法を披露して殴りかかるやつや別のカップルの男に色目を使ってみたりしつつ、最後は海に向かって「来たれ!UFO!!」みたいなポーズでいただかれるお姉さん。ミッキーマウスみたいな髪型のよくわからんおねーさんと、そのパートナーの、多分一番まともで、全員のボケにツッコミを入れ、最後にはパートナーとともに、何故か逃げずに(多分歩いても逃げられる)イタダカれるというカップル。誰かが海に落ちてもそのパートナー以外助けようとせず傍観し、なんだかんだでとにかく自分以外が悪いんだー。わー。というお子様たちばかり。 崖っぷちの状況で勝手に嫉妬して主人公を撃ち殺そうとするおっさんもいれば目の前でえらく未練タラタラの奥さんをやられたのに、最後は別のパートナーと仲良くエンディングを迎えてみたりと登場人物それぞれにドラマ(グダグダ)が有り楽しめる。 例えば灯台に向かった人と灯台に着いた人が違うとか、そんなのはだんだん大したことでもない気持ちになりますしね。
ちなみに、スーパーセルという超巨大タイフウに関しては遠くに雷雲が見えた絵、以外全くその予兆は見せず、いたっていい天気の南国のママ映画が終わってましたねー。
一方のサメちゃん。こちらはなんとサイズが可変で小さな窓から頭を突っ込んだかと思えば、なんだったら一口でで人を飲み込んじゃえるほどのスケール感を醸し出したりもするし、船よりデカかったり。 (きっと見てる僕がちゃんと遠近法を把握して見れてないだけに違いない。きっとそうだ。小さいのはきっとめっちゃ遠いんだ。) やられた頭は自分で食いちぎってしまい、そこから再生するという新技を2回も。当然やられる頭も同じというエコ設計だし、なんだったらその巨大な頭をほおり投げて敵を潰してしまうという頭脳戦まで展開。 あと、なんでか両サイドの4つの頭あるけど、そこでは殆ど食べない。何してるかって?そらあなた。当然でしょう。
頭 頭 頭ーーーーー頭 頭ーーーーー頭 ーーー 尾 尾
こんな形状なので使い方は当然、4足(4頭)歩行でしょう。顔が尖ってるので、カニのようにカツンカツンと地面を突き刺しつつ陸上歩行を可能にしてみました。 いやー、ご飯は食べられないし、鼻は痛いし散々ですな。 あと、サメちゃんについてはこれも行っておかねば。そう、実に柔らかそうで、かつ、つぶらな瞳でちょっと可愛いのだ。 バターのように刃物で頭を落とされて一時撤退を余儀なくされるとは、恐ろしい人間(主人公)もいたものだ。その刃物は一時撃退後に「なぜか捨てる」という選択。血がついたからばっちいのかなー。飽食の時代な主人公だなぁ。まったく。
ストーリーもなくはないけど、いちおう絶海の孤島で謎の集団が多頭ザメに襲われてわー。最後は爆破でハッピー(?)エンドなんですけど、あまりにそのそれぞれのドラマがハチャメチャで破天荒で筋が通ってなさすぎて、サメvs人間を楽しむよりも、サメに怯えながら言い争ったりしてる人間を見てるだけのほうが楽しいというなんともかんともニンニンニン。でござったよ。
最後はきっちり爆発でしめてくれましたが、いやいや、これはなかなかお目にかかることのない一品。まさかシリーズの5作目にしてこのクオリティがでてくるとは思わなかった。
うーん。ぜひぜひ本編を見てもらいたいなー。僕も日本語吹き替え版のほう見たんですが、日本語訳がグダグダでより楽しめたと思います。はい。 映画部史上でもトップレベルの残念映画でした。いいもの見たなー。
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このまま続けばいつかウニのようなトゲトゲの球体になるんじゃないかと期待してるこのシリーズ。メガシャークとか、シャークトパスが続編出てこない中、これはちょくちょく更新されているご様子。まー頭増やしゃ他の設定は変えなくても済むというのが、それら前述のシリーズよりも容易にホイホイ作れるという強みですかね。
もはや見る前から評価「残念」確定なのですが・・・いざ!
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ちなみに前作でまさかのお尻に頭という進化を遂げたんで、次はどこかねー。尾びれ→頭が生えてきた時点で、次は多分背びれ?とか思ってましたが、今回は左右3つづつの6個で勝負してきました。モミジマンジュウ・・・。
流石にお尻は生物学的にやりすぎたと思ったのか(←そんなん考えてない)もしれませんが、いや、そんなことよりももっと問題が。
・・・これはなんなんだ??何を見ていたんだ???
いやー、まさかこのシリーズでこれが見られるとは思ってみませんでした。前作までも当然のように「残念」映画ではあるんですけど、それでも純粋に「サメ映画」として見た場合の典型的な評価だったんですね。
が、これは単純に頭の数が増えただけじゃなかった。そもそもこれはなんなんだろう?
少なくとも「令和」最高レベル。下手すりゃ「ジュラシック・プラネット」や「エイリアンvsアバター」と肩を並べるくらいの逸材!
評価も当然ながら「残念」ではあるんですがちょっと見てもらいたい気持ちでいっぱいです。
ストーリー、映像、音楽、全てが絶妙に狂っていて見事にかみわないと言ったらいいのか何なのか・・・。
恒例の盛大なネタバレはあとのお楽しみとしておいて、とりあえず評価ですが・・・。ちょっと見てもらいたい気分でいっぱい。
じゃ、毎度恒例のネタバレ満載コーナーと、思ったんですが開始15分で50行くらい書いちゃいそうな異常なツッコミペースだったので(今までもそうだっけ?)ちょっと整理して簡潔に(といっても長文になっちゃった)。できればあとは見てこの映画を感じてくださいませ。
ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。
全然関係のないところで、超大作のエンディングか?というような壮大な音楽。かと思いきや80年代コメディ映画(それもしょぼいやつね)のような気の抜けた音楽など、明らかに笑わせにきている制作側の悪意が感じられる。この作品の音楽チョイスだけでも十二分に楽しめる。最後の方には、ちょっと期待してる自分がいましたしね。
また、登場人物は恋愛セラピー主催者の離婚寸前のおっさんを筆頭に、常にナイフを持ち歩いて「捕食者の頂点は人間だぜ」と吠えるサイコ(当然捕食者の頂点、サメちゃんにやられる)。「インターネットじゃねー、ダークネットだ。そこで極秘の生物実験が行われてたんだぞ。チワワ(かわいい)もそこで生まれたんだ!」という陰謀論者。自称、気象予報士(というお天気お姉さん)が「あれは ”すーぱーせる” よーすごいタイフウなのよー。古い灯台なんかに逃げてもダメよ!廃墟とかしたラボに行きましょう」と「海上の筏の掘っ立て小屋」に連れて行く、一見まともそうだけど困ったちゃん(ちなみに、陰謀論者のパートナーで、ふたりとも非常にスローモーションでイタダカれる)や、なんだかんだまともなふりをしつつも結局「訴えてやる!」ばっかり言ってるおねーさん。急にキレる若者のように突発的に殴りかかったり、なんやかんやいうたびに「訴えてやる!」といい、責任転嫁し、何故か急にへんてこな拳法を披露して殴りかかるやつや別のカップルの男に色目を使ってみたりしつつ、最後は海に向かって「来たれ!UFO!!」みたいなポーズでいただかれるお姉さん。ミッキーマウスみたいな髪型のよくわからんおねーさんと、そのパートナーの、多分一番まともで、全員のボケにツッコミを入れ、最後にはパートナーとともに、何故か逃げずに(多分歩いても逃げられる)イタダカれるというカップル。誰かが海に落ちてもそのパートナー以外助けようとせず傍観し、なんだかんだでとにかく自分以外が悪いんだー。わー。というお子様たちばかり。
崖っぷちの状況で勝手に嫉妬して主人公を撃ち殺そうとするおっさんもいれば目の前でえらく未練タラタラの奥さんをやられたのに、最後は別のパートナーと仲良くエンディングを迎えてみたりと登場人物それぞれにドラマ(グダグダ)が有り楽しめる。
例えば灯台に向かった人と灯台に着いた人が違うとか、そんなのはだんだん大したことでもない気持ちになりますしね。
ちなみに、スーパーセルという超巨大タイフウに関しては遠くに雷雲が見えた絵、以外全くその予兆は見せず、いたっていい天気の南国のママ映画が終わってましたねー。
一方のサメちゃん。こちらはなんとサイズが可変で小さな窓から頭を突っ込んだかと思えば、なんだったら一口でで人を飲み込んじゃえるほどのスケール感を醸し出したりもするし、船よりデカかったり。
(きっと見てる僕がちゃんと遠近法を把握して見れてないだけに違いない。きっとそうだ。小さいのはきっとめっちゃ遠いんだ。)
やられた頭は自分で食いちぎってしまい、そこから再生するという新技を2回も。当然やられる頭も同じというエコ設計だし、なんだったらその巨大な頭をほおり投げて敵を潰してしまうという頭脳戦まで展開。
あと、なんでか両サイドの4つの頭あるけど、そこでは殆ど食べない。何してるかって?そらあなた。当然でしょう。
頭 頭
頭ーーーーー頭
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尾
尾
こんな形状なので使い方は当然、4足(4頭)歩行でしょう。顔が尖ってるので、カニのようにカツンカツンと地面を突き刺しつつ陸上歩行を可能にしてみました。
いやー、ご飯は食べられないし、鼻は痛いし散々ですな。
あと、サメちゃんについてはこれも行っておかねば。そう、実に柔らかそうで、かつ、つぶらな瞳でちょっと可愛いのだ。
バターのように刃物で頭を落とされて一時撤退を余儀なくされるとは、恐ろしい人間(主人公)もいたものだ。その刃物は一時撃退後に「なぜか捨てる」という選択。血がついたからばっちいのかなー。飽食の時代な主人公だなぁ。まったく。
ストーリーもなくはないけど、いちおう絶海の孤島で謎の集団が多頭ザメに襲われてわー。最後は爆破でハッピー(?)エンドなんですけど、あまりにそのそれぞれのドラマがハチャメチャで破天荒で筋が通ってなさすぎて、サメvs人間を楽しむよりも、サメに怯えながら言い争ったりしてる人間を見てるだけのほうが楽しいというなんともかんともニンニンニン。でござったよ。
隠しテキストはここまでです。
最後はきっちり爆発でしめてくれましたが、いやいや、これはなかなかお目にかかることのない一品。まさかシリーズの5作目にしてこのクオリティがでてくるとは思わなかった。
うーん。ぜひぜひ本編を見てもらいたいなー。僕も日本語吹き替え版のほう見たんですが、日本語訳がグダグダでより楽しめたと思います。はい。
映画部史上でもトップレベルの残念映画でした。いいもの見たなー。