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宇宙へ。挑戦者たちの栄光と挫折 Rocket Men
画像表示切り替え監督: | リチャード・デイル |
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出演: | 宮迫博之(日本語ナレーション) |
時間: | 93分 |
公開: | 2009年 |
ジャンル: ドキュメンタリー、宇宙 |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年06月25日 | 見た回数: 1回
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年02月09日 | 見た回数: 1回
やれ「アース」だの「ライフ」だの「オーシャンズ」だのと言うネイチャードキュメンタリーとはちょっと毛色の違う本作。
もしかすると柴田さんが見た「ザ・ムーン」とにたような作品なのかも知れません。特にインタビューとかもないし淡々と宇宙開発の歴史を見せてくれました。
BBC制作のわりにロシアの宇宙開発にはいっさいふれないあたり、もしかするとNASAとの契約上のなんかがあるのかな。とか勘ぐってしまいますし、とにかく淡々と見せてくれすぎるので、はて、盛り上がりどころはどこ?もうちょっと「アポロ13」とか取り上げても・・・。とかも思うんですが、マー。それがドキュメンタリー映画の厳しい所なのかも知れません。
ついに宇宙へ。見たいな時は「王立宇宙軍 オネアミスの翼」な気分も高揚するし、「月のひつじ」もこのタイミングだなぁ。とかね。「アポロ13」だけはさらっと11.12.13・・・見たいな流れでとばされちゃったのは残念ですが、それでも面白くないことはない。
とか、奥歯煮物が詰まった(奥歯にモノが詰まった)言い様ですが、悪くはないけど取り立ててコレってもんはないんで、普通かなー。
まず原題がいいですよね。
ROCKET MEN
当然ですが、「乗る人」のことだけを言っているのではなく、関わった人たちなのが、ニクいなあ、と思います。
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ところで、まさか石田さんが既にみてたとは。
で、石田コメントなかなかポイントを押さえてますね。
たしかにアポロ13号への言及がないのがちょっと驚きです。アポロ1号、チャレンジャー、コロンビアのつらい事故とのコントラストで、栄光ある失敗として言及してほしかったな。
あとハッブルまで見せてくれるのだし、この流れだったらISSまでやってほしかったなあ。
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前半はほぼ「ライトスタッフ」のダイジェスト版ともいえるのだけど、ライトスタッフがかなり似た人たちを集めてきたのだな、というのがよくわかります。スコット・グレン、アラン・シェパード、ガス・グリソム……みんな、そっくりです。
というわけで、ぜひ「ライトスタッフ」とあわせてみることをおすすめします。