「アルマゲドン」からのベンベンつながり。お、あのごついマイケル・クラーク・ダンカンもでしたか。役どころはえらい違いですがね。

んー。予想通りぱっとしない。けど、予想してたほどつまんなくはない感じ。ビルの上に片膝立ちで・・・ってのはアメコミ特有の絵なんですかね？なんかスパイダーマンみたい。とか思って見てました。

デアデビルも敵役のブルズアイ（コリン・ファレル）も見栄えはよろしくない。いっちゃんかっこいいのがパワー全開のマイケル・クラーク・ダンカンってのはヒーローものとしてどうなのさ？と。

あと、「エレクトラ」って結構メインで戦うのかと思ったら、死んじゃうとはちょっとびっくり。しかもヒーローとしての立ち位置じゃなくって・・・あれ？映画「エレクトラ」って言う彼女を主人公にした作品あったよな（次見る予定）。ちなみに、このヒロインなんですが、（これは個人的な趣味も入って一概には言えないんですが）ちょっと顔が怖いのだ。

話は単純明快。また、盲目の戦士が意外にすごい所も楽しい。なんか「マトリックス」でも見たような映像ですがデジタルではなく、音とか匂いの表現なのかな？とってもすごいのだ。

ボスクラスとの戦いではブルズアイが意外としょぼかったのと、キングピン（マイケル・クラーク・ダンカン）も強かったのは一瞬であっさりやられちゃう。というバトルシーンでの若干の物足りなさはあるものの、まぁ、こんなもんじゃないかな。

経験上、ベン･アフレックは気が弱くて目立たない、わりと地味なイメージだったので、盲人でヒーローとは随分意外。が、わりとすんなり見られました。ゴールデンラズベリーらしいけど、そんなに悪く言う気も起こらない。柴田さんのスーパー視覚障害者ランキング（「スニーカーズ」）にはランクインしてないのね。あまりに超人過ぎるから？でもよく考えたらコミックのキャラクターじゃないぶん、上位3人の方が人間離れしてるかも。

コリン･ファレルも気弱なおぼっちゃまのイメージでしたがこれまた「ひょははは」とか笑いそうなはっちゃけた悪役で意外。

正直大人になってからのマードックよりも、子供時代の超人ぶりが飛びぬけてて、そっちのほうが面白かった。

･･･ううう、はっきり言います。まあまあでした。