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スニーカーズ Sneakers
画像表示切り替え監督: | フィル・アルデン・ロビンソン |
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出演: | ロバート・レッドフォード、ダン・エイクロイド、シドニー・ポワチエ、デビッド・ストラザーン、リヴァー・フェニックス |
時間: | 125分 |
公開: | 1992年 |
ジャンル: 犯罪 |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年12月05日 | 見た回数: 2回
でべ | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2008年11月02日 | 見た回数: 2回
「オーシャンズ11」の薄っぺらさにがっかりしていたら、丞二が「スニーカーズ」のビデオを出してきた。
観れば納得、確かな満足。「オーシャンズ11」に期待して足りなかったものを見事に補ってくれる映画。
ビショップの存在の濃さも(オーシャンの頼りなさに比べて)、スニーカーズの面々の結束の固さも(オーシャンズチームのぱらつきに比べて)、各人の個性の強さも(オーシャンズは全員覚えられなかった…)、スニーカーズのみんなリズが好きで、その信頼される存在感も(ジュリア・ロバーツ必要?)、憎い演出も(オーシャンズは仕事もスマートじゃないし)見事だった。
リズが「まるで放課後のクラブ活動ね」とあきれるせりふがあるが、それを言わしめる雰囲気と関係性が観たかったのだよー、と思う。
みたのが昔すぎて覚えてませんが、「ストーリーは覚えていないけど、面白かったということだけは覚えている」というカテゴリに入っている作品。うーん、どんなだったかな……。
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2009-12-05
積年の宿題だったのですが、ようやく果たせました。
ロバート・レッドフォードは文句なしに格好いいし、ダン・エイクロイドも安定感があります。ちょっとダニー・グローバーを彷彿とさせる黒人さんもいい役所です。
で、突然ですが、ハリウッド映画、スーパー視覚障害者ランキングの発表です。
まず3位。
「セント・オブ・ウーマン」のアル・パチーノ。この役でアカデミー賞もきちんととっていった名演で、フェラーリの運転から、華麗なタンゴまでこなしちゃいますが、ファンの心に刻み込まれるのは、やはり「フルール・ロカーユ。岸辺の花」のひとことではないでしょうか。
第2位。「コンタクト」の天文学者。小寺さんとの話では、音像で視覚障害者が星を見るということについての疑問符を話し合ったことがあるけれど、音で星を見るということに違和感を感じる片方で、どうせ遠くの星は視覚的に見ることはできず、数字で見ているということもある。ただ圧倒的に不利な業界であろうにも関わらず、嫌みのない個性も手伝って、堂々の二位です。
じゃじゃーん。1位は、本作のデイビッド・ストラザーンに送りたいと思います。やー、もはや非現実的と言っていいほどの聴覚で、晴眼者の能力を大きく突き放した超人ぶりがすごいですね。
というわけで、今回はここまで。なお、この順位は予告なく入れ替わることがありますので、あしからず。