モンスター上司 Horrible Bosses

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監督:セス・ゴードン
出演:ジェニファー・アニストン、コリン・ファレル、ケビン・スペイシー、ジェイソン・ベイトマン、チャーリー・デイ
時間:203分
公開:2011年
キャッチコピー:
パワハラ上司 セクハラ上司 バカハラ上司
ジャンル:
コメディ

コメント一覧

でべ | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年03月08日 | 見た回数: 1回

わりと楽しかった。でも面白い映画ではなかった。困るね。ときどきあるんだけど。

ずいぶん時代を反映しているなあと。あまりこういう生々しいアメリカ映画はあまり見たことない。ビジネスつながりで頭の片隅に「摩天楼はバラ色に」を思い出しながら見ていました。80年代のサクセスストーリーに対して、こちらはがんじがらめのサラリーマンたち。みんな仕事があって生活を保障されていて、でもヒドい上司に辟易していて、でも今の仕事を手放したら簡単につぎの仕事にありつけるような時代でもなくて、昔の同級生でエリートだったやつはリーマンショックで2年間仕事もなく、バーで「50ドルでしゃぶるよ」なんて声をかけてくる始末。それなりに実際の空気感を表してる気がする、ウォール街のデモだって去年の話だし。

上司がとにかく豪華なのです。ケビン・スペイシーにジェニファー・アニストンにコリン・ファレル。わたし勘違いしていました。「デアデビル」で意外だなんて書いたけど、コリン・ファレルは「ひょはは」と言っているほうがデフォルトなんですね。このあと見た「マイノリティ・リポート」もわりと「ひょはは」寄りだった。

バック・トゥ・ザ・フューチャー」で1955年のドクには「日本製の部品だから駄目なんだ」と言われ、1985年のマーティに「何言ってんだ、日本製が最高なんだぜ」と言われる日本製品。そしてマーティはTOYOTAのピックアップトラックに狂喜乱舞するのですが、その約30年後のこの映画では「Fuckin' PRIUS!!」と罵られていてそうか、と思ったりしたのでした。リコールありましたしね。

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