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トワイライト〜初恋〜 Twilight
画像表示切り替え監督: | キャサリン・ハードウィック |
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出演: | クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー、ビリー・バーク、アシュリー・グリーン |
時間: | 122分 |
公開: | 2009年 |
キャッチコピー: 世界中がハマった究極の純愛映画!! 「これ以上好きになると、君の命まで奪ってしまう」 | |
ジャンル: ホラー、青春 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年06月08日 | 見た回数: 1回
ティーン向け映画の決定版!
全米ティーンのおすすめ映画ベストワン。
とかいういかにも残念映画的な期待が持てる雰囲気の今シリーズ。ティーン向け映画ってなると日本じゃ「ケータイ小説の実写化」と同義なんだろうか?
日本じゃ確かにそれほど流行らなかったんですが、そもそも日本のティーンは映画なんか見ない。熱狂しない。というデベ博士の見解もございますのでよしとしましょう。さー久々のケチョンケチョン映画だぜ。と、意気込んでみてみたんですが・・・
もう少しぐだぐだなところがあればよかったんですが、いかんせん可もなく不可もなくの標準的な出来で、スタートの期待値が低かったこともあってそれなりに楽しく見れちゃったんですよね。
顔が以上に白いので、まさに「呪怨」のトシオ少年じゃないか。とか見る前に思っていたんですが、それも意外に気にならない。まぁ、周りが白人づくしなんで極端に差がつかなかったというのもありますし、余命系にありがちなネタは皆無(当然や)。
うーん。ファンの皆さんの期待に添えなくて申し訳ない。
とは言っても、突っ込みどころは満載で、設定的にそれはいかんだろってのもあるので、ちょい厳しめにはなりますがね。
そもそも何で学校に来る必要があるの?
時間は無限にあり、また設定上マフィアのようなファミリーを有してることやし、あえて人間との関わりを持つ必要はあるの?食料というか栄養源でないとしたら理由がよくわからない。まぁ、人に憧れるという吸血鬼独特の価値観香らするとわからんではないけど、それも特に描写されてる感じはしないしね。
また、こりゃひどい。
太陽に浴びるときらきらひかる。という特殊体質。根本を覆しちゃうのはいかんやろ。吸血鬼失格です。晴れた日には学校に来ない理由がそれで、バレちゃいたくないから。ってのもねぇ。
やはり太陽にはめらめらと燃やされてしまって欲しいところです。
雨の日に結構普通に行動できたりってのもねぇ。
彼らを際立たせる弱点をバッサバッサとそぎ落としてる感じもしますな。あと残ってんのは聖水(雨が大丈夫だから平気かな?)とか流れる川系やら、木の杭やら銀の弾丸とか?あれ?銀の弾丸は狼男か??怪しい知識だな。
鏡に平気で写っちゃってるのは・・・無しでしょ。
みんな(吸血鬼同士)で野球してみたりもなかなかに不思議な感覚でしたね。パワー全開でものすごい玉を投げたり打ったりするんですが、その割にボールが破裂したりってのはないのは、特注の吸血鬼ボールだからでしょうかね?
サッカーやったらやっぱり翼くんの世界みたいにネットを突き破り、コンクリートに穴をあけ、ついでにボールも破裂・・・するかしら?
あと、主役のエドワードくんはじめ、特に男性陣が普通の人らでが別段カッチョいいとは思えない(まあ、普通のかっこいい人)のもちょっと残念かなぁ。見目麗しいのも一要素ではあると思うんですが。
などなど、難癖終わり。
もうちょっと人間を受け入れるのに抵抗があったりしても良かったかなー。とかは思いましたが、まぁ、許容範囲内のおはなしだったようにも思います。いろいろ難癖つきましたが、それでもなんちゅうか良くも悪くも「まあまあ」かなぁ。