容疑者Xの献身

画像表示切り替え

Amazon で 容疑者Xの献身 を買う

監督:西谷弘
出演:福山雅治、柴咲コウ、堤 真一
時間:128分
公開:2008年
キャッチコピー:
その謎を、愛そう。
ガリレオが苦悩する、その謎とは?
ジャンル:
ミステリードラマ

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2022年10月22日 | 見た回数: 1回

「いい堤さんがみられるよ」という丞二のおすすめがあって視聴。「いい堤さん」については、大満足だけど、本筋というか、ストーリーのほうは、もやもやが強く出ちゃったかんじ。

おそらくテレビシリーズか何かだと思うのだけど、福山雅治氏が扮する物理学者に何の思い入れもないところで、ああいうふうに当事者たちに絡んでくると、「ナニこのおじゃま虫は?」というかんじ。

長女以外の家族一同で見たのだけど、全員一致で、「あの物理学者が興醒め」という結論に。

いや、殺人が悪であることはいいんですよ。なんか、邪悪であっても、真心と言うとかフィクションの夢に水を刺された感じがあってね。

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2022年10月09日 | 見た回数: 2回

内容知ってても素晴らしいトリックで素晴らしいお話。切ない終わりではあるもののやっぱりいいですよね。全ては数学者石神哲哉の頭の中だけで完全に話が進んでいくっていうね。

↓こことか好き

「そもそも,数学者と物理学者とでは,答えにたどり着くまでのアプローチが正反対だ.物理学者は,観察し仮説を立て実験によって実証していく.しかし,数学者は,すべて頭の中でシミュレーションしていく.」
「つまり,数学者は,問題を様々な角度から見ることによって,謎の正体をあきらかにしていくわけさ.」

真夏の方程式」もみたくなっちゃった。

ちなみに、シリーズ3作目「沈黙のパレード」は現在絶賛公開中らしいけど、どうも「セガール」はでてないらしいぞ。

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2011年01月09日 | 見た回数: 1回

ちょい前に「博士の愛した数式」を見たとこなんで、若干数学絡みの今作。ん?じゃー「π」を見ろ?という声も聞こえてきそうですがね。まぁ、それはまた今度。

さてさて、原作は小説ですが、ドラマ化されてそこからの映画化というなんともテレビ局制作らしい流れを踏んで生まれた今作。いかんせんドラマの映画化に関しては基本当たりが少ない。映画化なんかしなきゃいいのに。という作品がとっても多いんで今作も期待はそれほどしてなかったんですが・・・、いやいや、面白かったですよ。
元々のドラマ「ガリレオ」のシリーズは最初の数話こそ見てたんですが、なにやら当時あまり入り込めずにいつの間にかフェードアウトした作品。物理学教授の話だったんで、テーマは毎回好みで面白そうではあったんですがその当時の気分的なものでしょうかね。

主人公は基本的には天才物理学者の湯川学(福山雅治)と警察官の内海薫(柴咲コウ)の二人。天才物理学者が不可能な難事件を解いていくっていうドラマの基本ラインなんですが、今作に関してはちと違う。
まず主人公である二人がどちらもサブ的な立ち位置で、主役はこちら。天才数学者である石神(堤真一)と、彼が心を寄せる花岡(松雪泰子)親子。
ストーリーも確かに謎解きこそあって、それはそれで推理サスペンス中心の下手な作品より楽しめるんですが、メインはこっちかなー?どちらかというと天才数学者の悲しみ、恋愛ドラマ。エンディングに至る悲しい結末も、やれテレビ局制作のやらしさを感じさせないいい終わり方だったんじゃないでしょうか?

数学と物理の問題に対するアプローチの違いなど、なるほどそ〜言うもんなのか、と納得させられたりもしました。ただ、かと言って小難しい数式だのなんだのは抜きですんで、ある程度知識がないとついていけないってもんでもないですしね。

まぁ、原作を知ってる人にゃ、いやいや、違うのだよ。全然伝わってないのだよ。とかいう人もいるかも知れませんが、個人的には(まぁ期待値が低かったこともありますが)とっても楽しめました。

※「デスノート」の天才二人、藤原竜也と松山ケンイチの対決なんて、この二人のやりとりに比べたら「ケッ」ってなもんだなぁ。

リンク

同じ監督が撮っている映画