WXIII 機動警察パトレイバー

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監督:遠藤卓司
出演:綿引勝彦、平田広明、田中敦子、穂積隆信、拡森信吾
時間:102分
公開:2002年
キャッチコピー:
レイバー犯罪史上、空前の<悲劇>の幕が開く事件の裏に隠された「廃棄物」シリーズの存在とは。
東京湾に悲しみの旋律が響きわたる――。
魂を売ってでも、手に入れたい愛がある
ジャンル:
SF怪獣アニメ(日本)犯罪

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2011年11月09日 | 見た回数: 1回

面白かったです。はい。

前作「機動警察パトレイバー2 the Movie」以上に特車二課(あすまくんやノアちゃんがいるとこ)の出番は無い。前作のほぼメインキャストであった大人の二人もさらには脇役化。この辺りのメインキャストを脇に追いやって、それでいて全く別作品にしない点では「容疑者Xの献身」を思い出させる。(あくまで「交渉人 真下正義」ではない)

マンガのこの話も悪くはないですよ。手出しできない中、試行錯誤しながら追いつめたり足止めしたりを繰り返す2課のみんなや、それら現場の状況はともかくとして、利益やら対面やらいろいろと取り混ぜた大人たちの行動。成長していく13号などなどマンガではなかなか感じない時間の流れと切迫感を感じられて好きなストーリーでした。

かといって今作も別の意味で大人な感じ。アナログな壮年の刑事とイマドキの若手刑事の構図や13号が出て来た時の迫力。ほんのり悲しい結末等々、マンガの感じとはやはり違うもののいい味でてる気がします。

ただ、別段、パトレイバーである必要はないかもしれないし、本編のあのくだりが好きだったと言うこともある。ちょっと落ちるかなー。まぁ、満足度は高かったんですがね。前作比で「なかなか」くらいで。

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