トイ・ストーリー3 Toy Story 3
画像表示切り替え監督: | リー・アンクリッチ |
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出演: | トム・ハンクス、ティム・アレン、ジョーン・キューザック、ネッド・ビーティ、ドン・リックルズ、マイケル・キートン、ウォーレス・ショーン、ウーピー・ゴールドバーグ |
時間: | 103分 |
公開: | 2010年 |
キャッチコピー: さよならなんて、言えないよ… | |
ジャンル: ファミリー、アニメ(海外) |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年12月01日 | 見た回数: 1回
でべ | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年11月18日 | 見た回数: 1回
過去の栄光を引出しの奥からひっぱり出して晒し者にして、それでも面白い映画をはじめて見た。
もともと「今更」感の強い続編なので期待はしてなかった。ディズニーに買収されて作品づくりが変わったっていう噂もあったし。
中でもわたしの気がかりは、1作目公開当時とはコンピュータの作業量も人間の精度もまったく違うだろうから、全然違う作品になってしまうんじゃないか、ということ。いや、実はそんなに明確な懸念はなくて、作品を見てびっくりして気がついた程度。
登場人物たちは当時とまるで変わらず、でも今この時代に遜色のない2010年の3DCGアニメーションになってる。不思議だけどすごく見事。違和感のなさが逆に気持ち悪いくらい。まったく抵抗なく、あの「トイ・ストーリー」の続きとして、でも安っぽくなくちゃちくなく、すっと彼らの世界へ連れて行ってくれる。どうしてそう思えるのか理屈が分からないからなお不思議。
お話もきちんとカタマリ感があって、深刻になりすぎず、ライトで小振りだけどテンポ良く、最後は収まるべきところに収まってめでたしめでたし。だんだん大人寄りに傾いてきたピクサーが作品どおりの原点回帰で、わかり易くてみんな楽しいアニメーションを作りました!という印象。あれ?「ポニョ」を作ったときの宮崎さんもそんなこと言ってましたっけ?
とにかくテンポが良いのであまり先読みする間もなく、悪者の懲らしめ方もエンディングも穿った見方をせずに純粋にただただ楽しめて、とっても満足でした。
最近のピクサー作品に思うこと。
見た直後はいつもすごくテンションが上ってるってこと。
しばらくして冷静になるといろいろ言葉が見つかるんだけど、「WALL・E」も「カールじいさんの空飛ぶ家」もこの作品もエンドロール中ずっと「面白かった!」とか「良かった!」って言うことしか考えてない。どんな魔法がかかってるんだろ。ものがたりが良く出来ているから最後にきちんと気持ちが高揚するんでしょうかね。
すばらしいの一言。多くを語る必要を感じない。
愛すべき仲間たちは愛すべきままあり、程よい緩急と、美しいラストで、見事に続編かくあるべしを作り上げたと思う。
一言付け加えるとしたら、トトロモドキにびっくり、くらいかしら。
# どうでもいいんだけど、Toys In The Attic っていって、Aerosmith を思い出すのっておかしい?