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ファインディング・ニモ Finding Nemo
画像表示切り替え監督: | アンドリュー・スタントンリー・アンクリッチ |
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出演: | アンドリュー・スタントン、アルバート・ブルックス、エレン・デジェネレス、アレクサンダー・グールド、ウィレム・デフォー |
時間: | 100分 |
公開: | 2003年 |
キャッチコピー: ニモがさらわれた――。 海中に生きる3兆7千億の魚の中からたった一匹のかけがえのない息子を探すために、父マーリンの冒険が始まる。 | |
ジャンル: ファミリー、アニメ(海外)、海 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2011年12月25日 | 見た回数: 3回
でべ | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2011年06月17日 | 見た回数: たくさん
すーごくひさしぶりに見たら、すーごく面白かったです。
なんだかピクサーアニメの中では評価低めのつもりでしたが、なんのなんの、かなりテンポ良く、コミカルにかつ要所要所できゅーんとなりつつ、最後まで引っ張ってくれました。
ピクサーの作るものがたりはいつも「冒険」。思ってもみないところ、いつもの生活とはかけ離れた場所へ、登場人物たちは必ず自分の意思でえいっと一歩を踏み出します。彼らの決断と未知の世界に、わたしたちは気をもまずにはいられません。
当然、窮地に立たされて絶体絶命!ってこともぽんぽん起こります。でもそのハラハラがとっても楽しい。マーリンは真面目で切実で悲劇的な主人公だけど、実写ではありえない極端な演出と、感情移入しきらない(人間じゃない)キャラクターが、適度にものがたりを軽快にして、話をきちんと伝えつつも楽しむことを許されている、とわかる。これを俳優が演じていたらドリーなんて腹立たしくて見ていられないんじゃないかな。
真面目にやるとクサいけど、でもきっと大事なものがたりを、こういう形で組み上げるピクサーのアニメは偉いもんだなあと改めて感心しきりなのでした。
本当に再会できて良かったねって思うもん。
はじめて見た時は、確かに海の表現とかすごいなー。ホワーン。とは思ったものの、物語自体にはさほど感銘は受けなかった作品。ま、映画館で見たこともあって映像の方に圧倒されすぎてて、話が抜け落ちながらだった・・・と言うこともあったのかもしれません。
さて、今回は子どもと一緒に視聴。
親になったから?というのもあるのかもしれませんし、吹き替えだったこともある。一緒に見てる娘がえらく感情移入して泣きまくったり笑ったりだったということもある。って,こっちも釣られてえらく楽しく感じました。
2本立てのストーリーが交互に押し寄せてくるわけですが、やれ、僕の立場だったら。とかやれ、娘があんなに頑張ってたら。等など実に面白い。また、まさに物語の主人公であるマーリンのごとく、む。自分も干渉し過ぎかな?等と反省もしたり・・・。
膝の上に座って、号泣してた娘にゃ見られてないとは思いますが、ラストの再開シーンだってぐっときましたさ。
てなわけで、んー。一通りピクサー作品の復習ってのもいいのかもしれません。評価うなぎ上りでした。「おすすめ」