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ナッシング Nothing
画像表示切り替え監督: | ヴィンチェンゾ・ナタリ |
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出演: | デビッド・ヒューレット、アンドリュー・ミラー、ボビー、マリー=ジョゼ・クローズ、アンドリュー・ロワリー |
時間: | 89分 |
公開: | 2003年 |
ジャンル: コメディ、ミステリー、ファンタジー |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: 判断保留 | 見た日: 2011年06月01日 | 見た回数: 1回
石田憲司 | 簡易評価: 判断保留 | 見た日: 2008年07月16日 | 見た回数: 1回
「キューブ」はすばらしい出来、「カンパニー・マン」はちょっと惜しいけど十分楽しめる作品。だったので、この監督、まぐれ当たりじゃなかろう。と少し期待して3作目を見てみました。
ちょっとピンとこないのが正直なところ。ただ、つまらないかと言うとそうでもなく、「ゲド戦記」(ジブリのん)に比べると、遥かに残るのですが・・・うーん。わからん。
怖い映画ではなく、どっちかというと「銀河ヒッチハイク・ガイド」にテイストは似てるようにも思うのですが、そこまでドラマチックではないかな。
「こんな世界なくなっちゃえばいいのに」と言うのを実際にやってみたと言う着眼点はすばらしい。また、全部消したら食べ物も何もないじゃないか。という疑問に対して「ご飯がないぞ。そうか、空腹を消してしまえばいいのか。」と、くるとは思いませんでしたしね。
ただ、物語に起伏がなく、消すだけの能力だけに予測できるゴールに進んでいくだけなので、もうちょっと短く(といっても短い映画ですが)まとめちゃえばもっと良かったのかもです。
映画部、石田コメントファンの皆様、こんばんは。
丞二の「石田さんのNothingのコメントが頭に残ってる」という言葉が残っていて、いつか見ようと思っていたのですが、一足早い夏バテと一緒に鑑賞(奥さんは寝ちゃったのだけど、見る前から奥さん向けではないような気がしてたのでまあいいかと)。
なんて判断保留が似合う映画でしょうか。見終わった後の気分は「エル・トポ」とそっくり。
ナタリさんはよっぽど真っ白な場面が好きなのか、「キューブ」に続いて、画面はずっと真っ白。アイデア勝負と言えばアイデア勝負の映画だけど、これはいかにも後にも先にもやりにくいだろうなあ、と。
石田さんはビハインド・ザ・シーンは見たんでしょうか。サントラのメイキングが秀逸で、かなり出来がいいのに……(まあ、いわずともわかるか)……なのが、メイキングファンとしてはニヤリです。