猿の惑星 新世記 DAWN OF THE PLANET OF THE APES
画像表示切り替え監督: | マット・リーヴス |
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出演: | ゲイリー・オールドマン、アンディ・サーキス、ジェイソン・クラーク |
時間: | 131分 |
公開: | 2014年 |
キャッチコピー: ヒトの世紀が 終わろうとしている。 | |
ジャンル: SF、アクション、アドベンチャー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2025年08月28日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2021年10月06日 | 見た回数: 1回
人類がどんどんウィルスにやられていく過程があっさりと終わっちゃったので、そのへんもうちょっと猿たちの独立運動と並行して見せてくれたらそれはそれで良かったんでしょうけど、ちょっとそれだと長くなりすぎるかなー。
人間たちが勝手に減っていく中、メンバーを集めて独立国的に育っていく過程はちょっと見たかったなぁ。と思うんです。基本前作の組織体系と変わらないのでね。
あ、あと本作見てる最中、基本人類側目線で見てなかったのですな。なんて人間は野蛮でアホな生き物んだ。プンプン。と怒りながら見てました。あー、こいついなかったら平和解決だったろうになー。あー、こいつもいつかはやるだろうとは思ってたけどそ~いうことしちゃうわけねー。とかね。
特に武闘派集団の方々よ。人類側は(冒頭でしか触れられてないけど)暴力でどんどん弱体化していった歴史を歩んできたはずなのに進歩してないのねー。と。一方の猿側もなんちゅうかよくある軍部の暴走的な展開を繰り広げちゃうってのがねー。
ただ、一方で両方とも暴力に走っちゃうってのもわからなくはない。ただでさえ人側少ないのに、新たな強敵(サルたち)が現れて、脅されたら、やっぱりなんとか自分たちを守らなあかんやん。しょうがないやん。やってまうやん(事件の発端になったあれは100%あいつが悪いんだけど、やっちゃった気持ちもわからなくはないしね)
前作の旧家に戻って古き良き平和な時代を思い出すとことかちょっとほんわか良かったりするんだな。どーやら
後にグリーン・ゴブリンになったり、岩に挟まったりする
隠しテキストはここまでです。
ちょっと残念だったのはもうちょっとだけ猿たちの能力を生かした攻防戦見たかったかなー。いや、銃を使えるようになってよかった。とかそーいうとこは確かにあるんだけど、そんなもんなくてもそこらにある石だけで銃と対等に戦ったり、ゴリラさんとかパワフルなのが人間をぽいぽい投げ飛ばすだとか、そーいう肉弾戦もついつい期待しちゃうので、その点では前作の最後のほうが好きだったかもなーと。
あ、でもラストバトルなんて「インクレディブル・ハルク」並にパワーと運動能力バトルではあったんですけどね。
てなわけで、驚きとその瞬間の迫力だと1作目の「No!!!」のほうがあったので、ワンランク落ちたてますが、総じて満足な一本でした。
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前作の衝撃展開の後を受けてだとどうしてもスケールダウンしちゃうと言うかなんというか。でも、前作のつながりとシーザーの人間を思う気持ちと、懐かしの我が家とか、ちょっと泣かせる展開もあるのと、人間と心を通わせて新たな世界を作れそうだったのが、今度は猿側の問題で破談に終わっちゃったりと続編としては十二分に楽しめるいい出来だとは思います。
あと、偉大すぎる父のもとでの息子の成長とか、前作の影響による味方の裏切り(しかもその気持ちもわからなくもない)という、人側からするとちょっと悩ましいもやもやした感情だとかね。