マイレージ、マイライフ Up in the Air

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監督:ジェイソン・ライトマン
出演:ジョージ・クルーニー、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリック、ジェイソン・ベイトマン
時間:109分
公開:2009年
キャッチコピー:
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ジャンル:
ドラマ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2015年07月24日 | 見た回数: 1回

ジュノ」とか「サンキュー・スモーキング」とかに比べると主役がちょっとメジャーになり、面白さはちょっと減ったかな。

軽妙に飛ばして、挫折とちょっと旬とさせるシーンがあって、それでもエイヤと乗り越えて明るく次の一歩を踏み出す。みたいな展開かとおもいきや、これはデベちゃんも書いてるけどラストの復活!がなくってねぇ。

とはいえ、通してなかなかに楽しい作品でした。新入社員の攻撃を軽々と交わしてやり込めてる時のジョージ・クルーニーがなかなかにステキです。

あと、最後の歌の後の、そんな境遇の友達がジェイソン・ライトマン向けに送った手紙?セリフがちょっと泣ける。

でべ | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2010年10月02日 | 見た回数: 1回

くぅぅぅ、悔しい。すっごく面白かったのに!

できれば映画を見たあとはいい気分になりたい。盛り上がって納まるところに治まってスッキリ終わってほしい。最後には黄門さまの高笑いを聞きたいじゃないの。
やっかいなのが「しっとり」。私だって静かに終わる映画すべてにケチをつけるほどアホじゃない。見たあとで「いやな気分」になることで意味のある映画も知っている。でもねー。テンポのいいドラマだと思ってた映画が後半しっとり収束していくのを見るのは辛い。悲しいし、腹立たしいし、せつない。いや、しっとりするのも必要ですよ、ラストシーンの前までは。
特に今回はもうもったいなくて。監督は映画界の正しきエリート、ジェイソン・ライトマン。ネガティブな「社会派」のテーマも軽やかに飛び越えて、押しつけがましくなく上品でウィットに富んだ映画に仕立ててくれる注目株。
もう前半は絶品だったんです。オープニングの音楽にわくわくして、冒頭の見事な荷作りはばっちり気持ちを捕まえたし、やっぱり軽やかで、ああこの人は映画を知ってるんだな―と思わせる演出にたびたび感動しつつ。主要人物3人もみんなそれぞれに魅力的で愛せたし。

ああ、だからこそ最後の独白が終わってから、エンドロールが流れ始めるまで「ここで終わらないで!」とどれだけ強く願ったか!! でもそこで終わっちゃった。うぅぅぅ、悔しい。自信たっぷりのジョージ・クルーニーがしおれる、そんな映画は「ディボース・ショウ」で充分!

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