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柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2010年08月15日 | 見た回数: 1回
映画部、コーエン兄弟作品がけっこう充実してますよね。
でもって、過去の僕のコメントがすべて「コーエンらしい」としか書いてないのには閉口しますが、本作品は、いわゆる「コーエンらしいかどうか」を措いてそれなりに楽しめました。
奥さんはややしんどかったようで、たしかに赤ちゃんを盗み出す動機が切ないので、そこにフォーカスがあたってしまうとちょっとつらい話になってしまうのはわかるのですが、ジャイアントスイングでのカメラや、マッドマックスな賞金稼ぎとか、のちのコーエン作品につながっていく不思議な要素もそれなりに満喫できるし、不思議な救いのあるラストも、僕は好印象でした。
ラストシーン、夫婦のこれからを夢を使って描く、というのはなんとなく、さっと養子なり何なりを渡してしまったり、不妊治療が奏効したりというような、無責任なハッピーエンドを演出するより、ちょっと切ないけど、あの夫婦にくじけないでほしいというメッセージがあるような気がしました。
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映画部、コーエン兄弟作品がけっこう充実してますよね。
でもって、過去の僕のコメントがすべて「コーエンらしい」としか書いてないのには閉口しますが、本作品は、いわゆる「コーエンらしいかどうか」を措いてそれなりに楽しめました。
奥さんはややしんどかったようで、たしかに赤ちゃんを盗み出す動機が切ないので、そこにフォーカスがあたってしまうとちょっとつらい話になってしまうのはわかるのですが、ジャイアントスイングでのカメラや、マッドマックスな賞金稼ぎとか、のちのコーエン作品につながっていく不思議な要素もそれなりに満喫できるし、不思議な救いのあるラストも、僕は好印象でした。
ラストシーン、夫婦のこれからを夢を使って描く、というのはなんとなく、さっと養子なり何なりを渡してしまったり、不妊治療が奏効したりというような、無責任なハッピーエンドを演出するより、ちょっと切ないけど、あの夫婦にくじけないでほしいというメッセージがあるような気がしました。