ここから本文です
ザ・セル The Cell
画像表示切り替え監督: | ターセム・シン |
---|---|
出演: | ジェニファー・ロペス、ヴィンス・ヴォーン、ヴィンセント・ドノフリオ、 |
時間: | 109分 |
公開: | 2000年 |
ジャンル: サスペンス |
コメント一覧
でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2015年03月29日 | 見た回数: 1回
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2008年11月15日 | 見た回数: 2回
んー。ストーリーは羊たちの沈黙に似てる気もしますがもうちょっとがんばって欲しかったかな。
柴田さんの言うように、夢の中の映像は楽しいです。生きたまま馬がほにゃららなんて見ることないだろうし、ちょっと不思議なトリップ感があります。ので、ちょっと酔いそうにもなるんですが何とも消化不良なのは何なのか。
今回、2回目の視聴で前よりは楽しめたんですが、まだもうちょっとモヤモヤ感(これは個人的な部分だと思いますが)が晴れてくれたら楽しい作品になっただろうになぁ。と言う点がマイナスでしょうか。
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2008年11月16日 | 見た回数: 1回
映像のきれいな「羊たちの沈黙」かしら? 夢の中だからっていうことで結構やりたい放題なので、見ていて気持ちいいです。
本質に関わらないので、ジャブ程度にネタバレしてしまいますが、アメリカの映画って、浸礼がトラウマになっている作品がとっても多いような気がしますが、「恐ろしいこと」にしやすいんですかね。
ミニチュアの舞台セットで繰り広げられる人形劇みたいな、緻密に作り込まれた、でも現実味のないおとぎ話のような、そういう映画が好みなんだなあ、と自覚しつつある。まだそんなじぶんを作り込んでいる途中なのですこしふわふわしているけど、ティム・バートン作品、バズ・ラーマン作品、最近ではウェス・アンダーソン監督あたりの作品がど真ん中、ここにコーエン兄弟とか入れてもいいものか、と迷ってみたりしている。
んで、「白雪姫と鏡の女王」を見て以来、わたしの琴線に響きそうで気になっているターセム・シン監督。というわけで、まずは「ザ・セル」から。
ん!んー、がっちりと「予感」はあるけど普通の映画でした(そりゃそうか)。
どちらかというと、いまのわたしの好みうんぬんより、90年代後半に犯罪心理学やプロファイリングという言葉が日本に持ち込まれてブームになったときの記憶がよみがえる。高校生だった私はうまうまとそれに乗って「FBI心理分析官」やビリー・ミリガンのシリーズを読みあさったり、ドラマ「沙粧妙子-最後の事件-」を見て、わかったような口を聞いてみたり。「羊たちの沈黙」もちょうどそのころ、初めて見たんだよなあ、なんてことを思い出したり。
そのころの、「触れてはいけないものに触れている」感覚に襲われて、ちょっと懐かしい気分になった映画でした。