白雪姫と鏡の女王 MIRROR MIRROR

画像表示切り替え

Amazon で 白雪姫と鏡の女王 を買う

監督:ターセム・シン
出演:ジュリア・ロバーツ、リリー・コリンズ、アーミー・ハマー
時間:106分
公開:2012年
キャッチコピー:
おとぎの国でバトルが始まる。
ジャンル:
コメディファンタジー

コメント一覧

でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2014年12月14日 | 見た回数: 未記入

とにもかくにも眉毛が…、と柴田さんから聞いていた白雪姫。

だからもう最初から眉毛に目を奪われてしまうのですが、物語が進むにつれ、徐々に眉毛が目に入らなくなってくるんです。それくらい白雪姫が清らかで可愛らしくて。顔のつくりが整っていて美人、なんてはなしじゃなくて、はにかんだ笑顔の初々しさ!彼女の一生懸命な行動や、世慣れしてない無垢な感じが人々を虜にしていくのも、そりゃあ仕方がないよ。あんな女の子にはだれも敵わないもん!

これは、清楚や初々しさで評価された「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンに匹敵すると思う。ちょうどお互い眉毛も太いことだしね!

…ふぅ。ひと息ついて落ち着いて、白雪姫以外のはなしも。

おとぎ話や童話の実写映画化が著しい昨今、不思議の国のアリスももう一本ある白雪姫もみんな唐突な戦う女の子で、少々食傷ぎみ。この白雪姫も「戦うお姫さま」という触れ込みが事前にあって、ちょっと身構えていましたが、いやいや、アレンジはあれど「ああ、白雪姫ってこんな話だっけか」とわりと自然な流れのなかでアクションを見せてくれるので、嫌味なく受け入れられました。

初の悪役とウワサの(ほんとか?)ジュリア・ロバーツの意地悪な継母ぶりも、これまでのどんな映画よりしっくりハマり役だった気がします。少なくともわたしの中のジュリア・ロバーツはこんなイメージ。

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

あれ?毒リンゴ出てこなかったな、と思っていたら、ぎょっとするラストでなかなか。

隠しテキストはここまでです。

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2014年06月12日 | 見た回数: 1回

のぐちが借りてきたんで、ぼくはジャケットも知らなかったんですよ。で、見てみようかという訳で、視聴。

誰が監督か知らないまま見てるんですが、いったいどこに力点を置いてみたらいいのか全然わからない。でも、ところどころ、かなりイイ演出が散見される……散見というか、いやこれはなかなか無視できない。格好いい絵や衣装。

でも、お話は不思議なアンバランスさを持っていて、美しい演出とかみ合っているようなかみ合っていないような、やや心地が悪い、でも許せる世界。

許せない……というより誘目性が高いのは白雪姫の眉毛。あんまりにも眉毛がごっつくて、これも冗談じゃなくて、こちらを不安にする。

エンディングテーマも格好良くって、うーん……これはいったい、と思っていたのだけど、最後になっとく。なんと、監督はターセム・シンだったんですね。すっごい彼らしい映画でした。

白雪姫を見ようというより、ターセム・シンの仕事を見るためというマインドセットで見た方が幸せかも。ジュリア・ロバーツの悪役もよかったですよ。

というわけで、エンディングテーマ。眉毛も見られるヨ。

リンク