高3の娘に「電話を切るところ」を見せるために視聴。

「ニクソン」でJ・T・ウォルシュが亡くなったことについて言及していますが、本作、あらためて見てみると、スタッフロールで、

In memory of J. T. Walsh

となっていました。

享年54歳だそうで、僕は物心ついた時から、映画で彼の扮する悪役にやきもきさせられていたような気がします。

役者が見事、筋が見事、などこの映画を褒める要因はいくつかあるのでしょうが、よくもこれだけ「一見すると悪人顔」を集めたものです。

こんなに愛しているケビン・スペイシーですが、たぶん彼を意識し始めたのはこの映画からだったと思います。のちに丞二に「なんでケビン・スペイシーが好きだったら、「ユージュアル・サスペクツ」を見ないんだ」と怒られてみたと思います。

サミュエル・L・ジャクソンはあいかわらずの半ギレの役どころなんですが、やっぱりケビン・スペイシー格好いいですよね。なんでこんなおっさんが格好いいと思えるのかわかりませんが、宇宙人（「K-PAX」）もこなせる性格俳優ならではの味わいがありますよね。というわけで、作品の内容にはいっさい触れていませんが、ケビン・スペイシーを満喫できるのでおすすめです。