「最後の忠臣蔵」に引き続いての年末時代劇スペシャル。今度も佐藤浩市作品（またしても主役じゃないけど）。

これ、ずっと見たかった割になんか遠い存在でいつになったら・・・と、ただただ期待値のみが上昇していってたわけですわ。監督もほぼハズレ無しだし、役者陣もしっかりした人らが出てるんでね。

こんだけ期待値だけ上がってりゃ、なんか物足りなくも感じちゃうんだろうと思ってましたが、とんでもない。
「最後の忠臣蔵」と同様にこ～いう攻め方は反則だなぁ。泣くやん。やっぱし。明治時代に入ってからの過去の振り返りパターンとかは入り込んでた気持ちを引き戻される感じがあってアレなんですが、彼が生きていた幕末のとこはたまらないです。ラストなんてもー、なんでそんなんできますのん？ダーーーー。ですよ。

全体的には悲しいお話ではあるんだけど、主役の吉村さん（中井貴一）の人柄でかなり救われてる気がするなぁ。あー、良かったなー。お腹いっぱいだなぁ。満足満足。

世界のケン・ワタナベがやってたドラマ版も悪くないっぽいんですけど（年末時代劇スペシャルとかでやってたんかな？）そちらは見るかなー？