ちょっと前の時代劇祭りの時に、これもあるよなー。とか思いつつスルーしていた一本。なんとなくほれ、侍っぷりがいいかなと思ってね。
ということで、改めて見てみました。いやー、なかなかに気持ちのよろしい作品ですな。

暦についても今回見て初めて知ったようなものだったので、これが違うだけで大安とか仏滅とかずれてきて大変。みたいなクダリなんて、ほぇ～。そーいうものかね。昔はそんなに気にしてたのか・・・とか素直にお勉強させてもらったみたいなもんです。

原作だともうちょっと宇宙と数学とが細かく描かれてるのかねぇ。とか思ったりはしたんですが、それでもスッキリと最後まで見てられるってのは幸せだなぁ。
作ってる人が安心感があるからでしょうかね？

原作も読んでみてもいいなぁ。

いやあ、ずっとお腹が痛いのだけど、ものを食べないと大丈夫なんですね。というわけで、楽しみにしていた天地明察。

奥さんは岡田くんが好きだし、娘は算数が気になっているんで、算数万歳の本作は、けっこう楽しく過ごせたようです。

かなり良かったのだけど、腹痛で憔悴した僕には140分はちょっとながかったなーという感想もありました。

＊　＊　＊

僕の好きな折り紙作家^*1の前川淳氏のブログで、

17世紀後半に京都でも江戸でも皆既日食も金環食もなかったでしょということを筆頭に、明らかにフィクションであるさまざまを除いて……

というのをニヤニヤと思い出しながら家族で見ました。