HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス

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監督:福田雄一
出演:鈴木亮平、清水富美加、柳楽優弥、ムロツヨシ、片瀬那奈
時間:117分
公開:2016年
キャッチコピー:
愛子ちゃん
誰でもいいんじゃない
君のじゃなきゃだめだんだ
ジャンル:
アクションコメディマンガ・アニメの実写化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2016年11月24日 | 見た回数: 1回

いや、流石に1を超えるのは難しいか。スケールが(今作ではささやかながらですけど)大きくなった分、面白さがちょっと減った。みたいなのはこの作品でも同様でした。

もともと、とにかく「スパイダーマン」がやりたい一心で作られたんじゃないか。というくらいのパク・・・オマージュっぷりなんですが、その精神は今作にも引き継がれてて、立派に「スパイダーマン2」をパク・・・リスペクト。

それを考えると、スパイダーマンだって1のほうが2より面白い気もするし(まぁ、最初に見せられた映像の印象が大きいかもしれないけど)、それまでもパク・・・パロディして作ったのではないか?と思わなくもない・・・いや、やっぱり思わないな。

でもいいじゃないか。好きで作ってるのが実によく伝わってくるし、そうなってくると作品も良くなるってなもんです。

今回見てて思ったのは・・・おぉ、ドクター・オクトパスみたいじゃないか。というツッコミ満載のカニの怪物だったり、NYのビル街でのまさにそのままな追走劇など似せてきてる部分は当然「サム・ライミ版」。
ラストも敵の工場的な場所でやりあったりと、まさにコピー全開なのですが、一部バトルシーン(ほぼCGパート)だけ見ると「アメイジング・スパイダーマン2」的なとことかも見られ、サム・ライミ云々ではなく、とにかく「スパイダーマン」がやりたいねん。という意識がひしひしと伝わってきましたね。

オープニンごとエンディングは相変わらず秀逸なパク・・・インスパイアされた出来なので、なんだったらそこだけ見るだけでもいいような気もするんですけどね。

なお、次作が作られるとしたら「スパイダーマン3」なわけで、その敵ヴェノムを忘れちゃいけない。そんなラストシーンでシメてくれたので、やっぱり見るだろうなぁ。1作目より落ちたとしても、またしてもちょっと楽しみではあります。

追記:
なんかもともと三部作構想あったみたい。とにかくスパイダーマンやりたいんだねぇ。

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