ウルフ・オブ・ウォールストリート THE WOLF OF WALL STREET

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監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー、マシュー・マコノヒー、ジャン・デュジャルダン
時間:179分
公開:2013年
キャッチコピー:
貯金ゼロから
年収49億円
ヤバすぎる人生へ、ようこそ。
ジャンル:
コメディ伝記ドラマ実話

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2023年03月01日 | 見た回数: 2回

なんとなく一人で試聴。でもって、一人で見てよかったな、と。

そういう内容とは知っていたものの、ほとんど、アダルトビデオというか、乱痴気騒ぎ。あらためて見直してわかったけど、その乱痴気騒ぎが主題——描きたいことで間違ってないと思える。

主人公の商材(ペニー株)は株式の本懐である会社資本としての仕事はほとんどせず、純粋なマネーゲームとして扱われ、会社も出資者も主人公、ジョーダン・ベルフォードの儲けになっていく。会社を大きくした後も、相場操縦や詐欺で利益を上げていく。

最近、丞二と、詐欺について話をして、あらためてぼく自身は詐欺というのは、加害者としても被害者としても関わりたくないし、加害者については、一線を超えていると思う──という、趣旨のことを伝えたのだけど、このジョーダン・ベルフォートも、あきらかに一線を超えていて、被害者について、作中で一顧だにすることはないし、作品でも言及しない。

なんで言及しないかってえと、主題じゃないから。主題は詐欺のボロ儲けと乱痴気騒ぎだから。

終盤、LEMONという薬物でデロデロになった二人が、呂律の回らない状態で、受話器を奪い合ったのちに、もんどりうって、食べ物を喉に詰まらせて窒息し、蘇生するところ。デュカプリオたちはよくやりきったな、と思います。

映画というのは、なんとなく2時間に収まっていて欲しいものだけど、この乱痴気騒ぎについては、一回りして、なんとなく3時間が相応しいような気がしました。うまくいえませんが。

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2016年08月14日 | 見た回数: 1回

スコセッシなので、話運びは安定しているのだけど、長い。ほぼ3時間。

で、話はというと、スコセッシ版「ソドムの市」。

金にものを言わせた、乱交と薬漬けの日々。

Wikipediaを見たらちょっと面白かったのがこの記事。

最も多くFUCKという言葉が使われた映画一覧 - Wikipedia

2016年8月現在、本作は堂々の2位。口でクソをたれる前と後にFUCKをつけろ、という勢い。

それにしても、ティム・バートンも、ジョニー・デップが大好きだけど、スコセッシもたいがいディカプリオが大好きですよね。結婚しちゃえ。

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