フライト Flight
画像表示切り替え監督: | ロバート・ゼメキス |
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出演: | デンゼル・ワシントン、ケリー・ライリー、ブルース・グリーンウッド、ドン・チードル、ジョン・グッドマン |
時間: | 138分 |
公開: | 2013年 |
キャッチコピー: 彼は 英雄(ヒーロー)か 犯罪者か | |
ジャンル: サスペンス、ドラマ |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2018年12月17日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: 判断保留 | 見た日: 2017年01月12日 | 見た回数: 1回
胃腸風邪ダウン初日に、お腹痛くて寝られないし、気を紛らわすのに、家族で視聴。
でべちゃんのコメントは読んでおらず、「奇跡的な操縦で死者を最小限に抑えた機長。だが、彼には秘密があった」みたい映画のつもりでみたら、まさかの「28DAYS」展開(あるいは「レクイエム・フォー・ドリーム」)。
さすがのゼメキスなので、お話し回しは安心して見られるのだけど、一通り見終わった後、うっすらどんよりと、さらにお腹が痛くなって、トイレに帰って行きました……。
でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2015年10月10日 | 見た回数: 1回
ひさびさにデンゼル・ワシントンを見た。彼はいつも、やり方はどうあれ正義の人、という勝手なイメージがあったのだけど、今回は違った。アル中な上にドラッグきめて「かーっ、来たぜー‼︎」っていう不真面目な彼を見るのは意外。
「ちょっと面白そうだから、今夜はこれを見よう」といった丞二が、映画が始まった途端に「なんかお菓子買ってくる。でべ見といて。ほんであとで僕に説明して」といってコンビニに行ってしまった。なのでまあ真面目に見るじゃないですか。見たことある人ならご存知かと思いますが、冒頭の30分で旅客機事故が起こる。これはその事故後の人びとを描く映画なわけです。帰ってきた丞二に言ったのは「これ、説明できない。止めていい?今日見るのはやめよう(テレビ放映だったので)」。丞二が出かけている間に起きた事実はひとつで、機体が不具合を起こして飛行機が不時着した。でも今起こったことを私にはうまく説明できる自信がない。何も見逃さないように必死に見ていたせいもあると思うけど、その事故の緊張感で私自身も呆然としていて。その緊張を味わわずに、話を進めるのは辛いしもったいない。
ということで後日仕切りなおしました。
もっと分かりやすく、悪いのは誰だ!善と悪ってなんだ!みたいな映画かと思いきや、わりとヒューマンドラマでした。ともかくデンゼル・ワシントン演じるウィップ機長がことごとく期待を裏切ってくれて、ほっとしかけては裏切られの繰り返し。実際にアルコール中毒者と向き合っている人たちはこんな気持ちなんだろうか、と。
いや、導入から面白いし冒頭のアクロバット飛行もかっちょいいんですよ。
ただ、物語の大半はその後のドラマに焦点が当てられてて、若干重苦しい空気がずーっと続くんでどうしてもどんより気分になっちゃう。
飲んでようななんだろうがスーパーな仕事をしてのけるとこや、最後のデンゼルの決断シーンもかっちょよくて、最後にはスッキリするんで見終わったあとの印象は悪くないんですけど、途中のもやもや感も結構あとを引いたかなぁ。
悪くはないけど、んー。そこまででもないかなぁ。
※その重い空気の中でジョン・グッドマンがとってもかっちょよかった。