ゼロ・グラビティ GRAVITY

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監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー
時間:91分
公開:2013年
キャッチコピー:
宇宙の
暗闇を
生き抜け
ジャンル:
SFサスペンス宇宙

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2018年05月09日 | 見た回数: 1回

これ!

シャレにならん状況でその場でできる最大限のことで生存し帰還する。
地球、最後の男」を見た時に求めていたのはこれですってば。

いやー、「オデッセイ」の数年火星で一人ってのもすごいんですけど、こちらの1時間半の密度の濃さよ。地球に帰還するための最大限の努力とか「アポロ13」も思い出させますが、あれと違ってほぼ一人で解決してるって言う点では、チームプレーの勝利!的なアポロ13の感動ポイントはないんですけど、より過酷な条件だということなんで減点ポイントではないかな。

登場人物も数人だし、なんだったらほぼ一人で延々やってるんですが、短いこともあるけど緊張感が途切れることなどなく、最後地上に立って重力を感じるところまで一気に突っ走った感じでした。

多分映画館とか自宅真っ暗テレビ前シチュエーションで見てたら更に入り込めたんじゃないかと思うんで、いつか自宅ではやろうと思いますけど、そうじゃなくても充分「オススメ」でしょう。

追記:しばっちのネタバレ防止に絡んで、一応隠しときますが・・・

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

確かにジョージ・クルーニーがバイバイするシーンはそう思いましたぜ。短時間で見失っちゃうのもそうだし、その場に留まってるんであれば、場合によったらめっちゃ長いロープ的なものを投げたら(一旦、酸素回復させてからね)助けられるんじゃないか・・・とね。

これは「ミッション・トゥ・マーズ」の眼の前で諦めるシーンもそうなんですけどなんとなくもうちょっとなんとかならんもんかと思っちゃう。

でもまぁ、ぼくがその場に居たら大パニックでそれ以前に生きてないんだろうけどね。

隠しテキストはここまでです。

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2014年05月12日 | 見た回数: 1回

比較的、まじめに宇宙について描写した映画ですね。

「長回し」と「音」が印象的な作品でした。きちんとヘンな効果音を出さずに、静かに進行させ、宇宙であることを忘れさせない。長回しを多用することで、緊張感を持続する。とくに冒頭の長回しは、かなり長かったですよね。長回しで一頃有名だったのは、「スネークアイズ」ですが、本作の方が、宇宙の雰囲気を味わうという点で、より効果的な長回しだったと思います。

でも気になるのは科学考証*1。石田さん、まだ見てないし、ちょっと隠しますね。

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

ISSにたどり着いたとき、くんずほぐれつしながら、サンドラ・ブロックの足にロープが絡み付き、ジョージ・クルーニーを掴む、くんっと止まった後、ジョージー・クルニーはまだ自分の質量が外に向いていることを意識して、命綱をきる。

これおかしいですよね。いったん止まったら、そちらに向かって、慣性は働きますよね。ジョージ・クルーニーが、ものすごく重たかったら、止まることなく、サンドラ・ブロックごと、有無を言わせずに引っ張っていってしまうはずです。そもそもジョージ・クルーニーの体重を引き止めちゃうのが、大変なことにも思います。

あと気になるのは、冒頭、サンドラ・ブロックが放り出されるところも、なんの推進装置も持っていないふうの彼女が、なぜ姿勢を安定できるのかが、よくわかりません。

なんなんでしょうね。科学考証がしっかりしてそうな映画なので、僕の理解がおかしいのかな?

隠しテキストはここまでです。

タンクトップ女子が宇宙をうろうろするあたり、方向性は違うけど、「エイリアン」も思い出させましたね。ああ、あれもキャッチコピーは、In Space, No One Can Hear You Scream.なので、怖い雰囲気ということで言えば、ちかいものがあるのかな。

慣性のほかに、残念なポイントを挙げるとしたら、邦題か。バカジャネーノっていう邦題ですね。これだったら原題のままにしたらいいのに。


  • *1 のちに知りましたが、本作の科学考証はかなり批判を浴びているようですね。NASAも最初のチェインリアクションが許せず、本作については否定的見解を述べているらしいです。

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