ここから本文です
スネークアイズ SNAKE EYES
画像表示切り替え監督: | ブライアン・デ・パルマ |
---|---|
出演: | ニコラス・ケイジ、ゲイリー・シニーズ、ジョン・ハード、カーラ・グジーノ |
時間: | 99分 |
公開: | 1993年 |
ジャンル: サスペンス、犯罪 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年05月07日 | 見た回数: 2回
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年01月13日 | 見た回数: 2回
公開当初は謎解きと長回しで売り出された映画で、巨匠(っていっても、 「ミッション・インポッシブル」の監督ですが)が作った作品にしては、色物な売り出され方だったと思います。またこの、謎解きの売り出され方にケレン味があったので、「もっと謎があるんじゃないか」と、謎ファンの人たちの議論をかもしたりもしましたね。
でも、それほどの含意もないと思うし、素直にみておけば、ふつうに筋のおもしろい物語として楽しめると思います。羅生門方式というか、一つのシーン(冒頭のボクシングの試合)で、いろんなことが起こるので、このシーンをくりかえし様々な視点から見せてくれます。冒頭の長回しは賛否両論あったと思うのですが、この長回し周辺に一連の伏線が張り込んであるのは、やっぱりニヤリとできる妙技だと思います。
ちなみにエラくラリった演技でちょっと浮いてるようにも見えるケイジも満喫できますが、やっぱりゲイリー・シニーズがいいですよね。彼と会えると結構うれしいです。
* * *
あ、そうそう。映画とは関係ないんですが今日はでべちゃんがバイクで足をくじきました。備忘として書いておきます。
多分2回目だったんですが、彼以外全然ストーリーも覚えてないんだな。もしかするとニコラス・ケイジの濃さだけが印象に残って、トレーラーだけで見た気分になってたのかもしれません。
で、ニコラスです。こゆい彼がこゆい演技してくれて、きっとカゲシタさんも満足はしてもらえる気はするんですが、ゲイリー・シニーズが出てきた時点で、彼の役どころから何となく話の筋は読めたぜ!と思い込まされて、結局の所裏をかかれたクチです。
なるほど、親の総取りねぇ。
派手な演出があるわけでもなく、わかりにくい関連性や、最後の最後で、なるほど、と思わせるフシもハッピーエンドにつながったかというと微妙なのであれですが、見終わったあと、アー、あれはあーいう事か。で、あれがあーなったから最後柱の・・・と思い起こせて楽しめるという点でも悪くはなかったかなと。
うーん。「なかなか」にしてもいいのかなーともおもうんですが、それだとちょっとサービスしすぎ?