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名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)
画像表示切り替え監督: | 山本泰一郎 |
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出演: | 高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、大橋のぞみ |
時間: | 102分 |
公開: | 2010年 |
キャッチコピー: 怪盗VS名探偵-華麗なる冒険の空 ハイジャックされた世界最大の飛行船! 財宝をめぐり空前の頭脳戦が今、始まる。 | |
ジャンル: サスペンス、アニメ(日本)、ファミリー、ミステリー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年08月29日 | 見た回数: 1回
基本的に世界観は把握してるんですが、まともに見たことないコナンくん。今回は謎の組織が出てこない代わりに、怪盗キッドってやつが出てきて、これとの対決が素敵です。正直、存在こそは知ってたんですが、どんな役どころでどんなキャラなのかは知らなかったんですよね。
なかなかいいキャラじゃないですか。
まぁ、名探偵がめちゃめちゃな推理で解決するように、怪盗もフニャフニャな方法で盗みを働くってのは大目に見るとしましょうや。兎にも角にもアケチ君vs怪人20面相ですよ。さらには大阪の服部平次もかんできて2度おいしい。
これなら、徹底的に怪盗キッドvs工藤新一&服部平次コンビ、おまけで小五郎さん。という感じだけで勝負してもらいたいところなんですが、残念ながら第3勢力が出てくるのも織り込み済みらしいです。
あと、灰原に冷やかされるコナンくんとかのやり取りはちと嬉しかったりはしました。
では、本作。悪くはない。やっぱり怪盗vs名探偵のプロットが功を奏したのでしょうかね?また飛空船の中という限られた状況ってのもいいですな。飛空船かー。乗ってみたいんですが縁がないですな。「晴れた空から突然に」っていうライトノベルを思い出しますな。
無茶苦茶な展開で話は進むんですが、怪盗キッドと一悶着あったり共同戦線を貼ったり、蘭ちゃんをめぐる三角関係。服部平次と工藤新一(コナンくん)の認め合ってる関係性とか、うーむ。ほとんど知らん僕でも結構楽しかったのだ。
が、オススメするかというと、そこはちと厳しい。
まず、やっぱりいただけないのは毛利小五郎。
なんでやめちゃったのさ?神谷明。あんたの声じゃないと全然しっくりこないんだってばさ。この作品で一番目立っていて、かつ一番印象に残る(30代男子意見)あなたの声が変わっちゃうだなんて・・・。
ただ、これも頑張って見てればいつかなれるのかもしれません。ドラえもんの例があるし。
次に、やっぱりなんだんだで、「小道具使いコナン」であって「名探偵コナン」ではないって所。
まあ、推理するっちゃーするんですが、結局最後は小道具で解決。
推理で勝負して推理で相手を負かす。くらいのほうが楽しいと思うんですが、それだと爆破したり銃で打たれたりが難しいんですかね?
※あと、謎の黒い男が出てきませんでした。が、これは別段マイナスじゃない。
ということで、ちょびっと難癖も付けましたが、結構満足な一品でした。はい。
怪盗キッドのネタはあと2本ほど映画があるみたいなんで、その辺もいつか見てみましょうかねー。