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柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2012年03月27日 | 見た回数: 1回
アンソニー・ホプキンスが古参のCIAで、後輩を育成する……みたいな惹句がジャケットに書いてあったので、そういうのを期待してたのが間違い。クリス・ロックが、空回り気味に悪のりでしゃべりまくる映画でした。
映画が始まる前、奥さんと「製作はブラッカイマーだから、やっぱり画面の端にタイプライターみたいに日時と場所が出るのかな?」などと話していたら、やっぱり出た(しかもプラハというあたりがいかにも)ので、最初は気分が良かったのです。
さらに冒頭、さくさくと小気味好くチェスを進めるクリス・ロックも切れ者に見え、社会的に成功していないけどクレバーな手並みを楽しませてくれるのかとも思っちゃったり。
でも、ふたを開けてみると、ときどき「ちょっといいところ」は用意されているのだけど、クリス・ロックはどこまでもただの利己的なバカで、かなり不快。仕事内容が仕事内容なのに、なんの緊張感もないし、その緊張感のなさも、よくある「一見バカそうだけどきちんと考えている」というような、なにかの伏線という訳でもなく、ただ愚かなだけ。
CIAの動きもあまりにも素人臭いし、ラスト、核爆弾とクリス・ロックの恋人との駆け引きのあたりは、バカバカしくて見てられない。「サマーウォーズ」以来、ひさしぶりに「そのまま爆発しちゃえ」って思いましたよ。
途中から、ああコメディなのかとチャンネルをあわせ直し、バックシートでテロリストをどつきまくるアンソニー・ホプキンスを楽しんだりしたのだけど、いろいろとお粗末過ぎで乗り切れませんでした。
というわけで見どころはアンソニー・ホプキンスだけ……というよりアンソニー・ホプキンスも無駄遣いだと言いたい。僕にはあわなかったみたいで残念です。
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アンソニー・ホプキンスが古参のCIAで、後輩を育成する……みたいな惹句がジャケットに書いてあったので、そういうのを期待してたのが間違い。クリス・ロックが、空回り気味に悪のりでしゃべりまくる映画でした。
映画が始まる前、奥さんと「製作はブラッカイマーだから、やっぱり画面の端にタイプライターみたいに日時と場所が出るのかな?」などと話していたら、やっぱり出た(しかもプラハというあたりがいかにも)ので、最初は気分が良かったのです。
さらに冒頭、さくさくと小気味好くチェスを進めるクリス・ロックも切れ者に見え、社会的に成功していないけどクレバーな手並みを楽しませてくれるのかとも思っちゃったり。
でも、ふたを開けてみると、ときどき「ちょっといいところ」は用意されているのだけど、クリス・ロックはどこまでもただの利己的なバカで、かなり不快。仕事内容が仕事内容なのに、なんの緊張感もないし、その緊張感のなさも、よくある「一見バカそうだけどきちんと考えている」というような、なにかの伏線という訳でもなく、ただ愚かなだけ。
CIAの動きもあまりにも素人臭いし、ラスト、核爆弾とクリス・ロックの恋人との駆け引きのあたりは、バカバカしくて見てられない。「サマーウォーズ」以来、ひさしぶりに「そのまま爆発しちゃえ」って思いましたよ。
途中から、ああコメディなのかとチャンネルをあわせ直し、バックシートでテロリストをどつきまくるアンソニー・ホプキンスを楽しんだりしたのだけど、いろいろとお粗末過ぎで乗り切れませんでした。
というわけで見どころはアンソニー・ホプキンスだけ……というよりアンソニー・ホプキンスも無駄遣いだと言いたい。僕にはあわなかったみたいで残念です。