ブッシュ W.

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監督:オリバー・ストーン
出演:ジョシュ・ブローリン
時間:130分
公開:2008年
キャッチコピー:
世界でいちばん有名な大統領は、
世界でいちばん寂しい人でした。
ジャンル:
歴史もの伝記

コメント一覧

でべ | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2010年10月11日 | 見た回数: 1回

見ればブッシュが哀れになる、と映画評を読んでもっとコミカルな、もしくはシニカルな映画を想像していた。が、徹底的に映画的な映画でした。どうしてイジられっ子のブッシュを題材にこのタイミングで映画を撮ろうと思ったかは分からんですが、馬鹿にするわけでも批判するわけでもなく、ただ淡々とブッシュの表層を描いたキレイな作品。作り手が、彼に対して深い思いがあったようにも(少なくとも映画からは)見受けられないし、ゴシップ誌や週刊誌がお好きな一般人ならご存知のエピソードの羅列でしかないし。これが数十年後なら「ヒトラー 〜最期の12日間〜」みたいな映画になったのかしら?
ブッシュが大統領だった時代は、わたしが一番意識的に時事問題に触れていた学生時代と重なるのも原因のひとつかもしれない。私自身があまりに表面的にリアルタイムで知っている。ブッシュ周辺の人物も下手に実際を知っているぶん、似た役者であることが安っぽく見えてしまったり。全体的に安っぽければ「そういうもの」として違和感なく馴染めるのだけど、これまた下手に重厚な雰囲気なので、なんだかちぐはぐ。音楽のアレンジも流れるタイミングも(見てないけど)「インビクタス/負けざるものたち」のような力強く深みのある映画ぽいし、パパ・ブッシュやミセス・ブッシュなど主要な俳優は渋くて役者らしい顔をしているし、どうも非常に「名画」らしいつくりなのです。
うーん、困った。でも確かにブッシュは哀れになったのかな。

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