前評判が悪いようで、残念映画愛好家の僕としてはちょっと期待してしまうわけですが、もともと、ダニー・ボイルとは相性悪くないので、純粋に楽しめるのではないかと言う思いもちらほら。

主役はレオさまですな。
「タイタニック」ショックを払拭すべく最近は常に怒ってる印象の（でも「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」はそうでもなかったな。）レオさまですが、今作はまだ、ここまでタイタニックの影響が広がるとは思っていなかったのか、まだ眉間の皺も深くはないし、ほんわかお坊ちゃんな雰囲気も出てたかな。まぁ、役どころがそもそもそんな学生なので、なかなか怒るにも怒れないというのもあったのかもしれません。基本的には現代（今は違うかな？当時の）風の若者というとこですし、終盤の殺しちゃうのか？戦うのか？というシーンでは・・・逃げちゃうし。ということで、さほどマッチョじゃないレオさま。でもその路線で突っ走っても別に悪くはないんじゃないかなぁ。などとぼんやり考えてしまいました。

まぁ、結局のところ主役のリチャード（レオさま）がなんにもしない存在だったので、何がしたかったのか良くわからない。とか、伝説のビーチの割には意外と簡単にいけそうだなぁ。というところがマイナスなのかなぁ。

別段ひどくない話でしたし音楽はなかなか素敵でした。心に残る。とか、おすすめだ。というわけでもないですが、ま、普通に楽しめた映画ということで。