花とアリス

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監督:岩井俊二
出演:鈴木杏、蒼井優、郭智博、相田翔子、阿部寛
時間:135分
公開:2004年
キャッチコピー:
君、だれ?
ジャンル:
コメディ恋愛青春

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2016年12月01日 | 見た回数: たくさん

アニメ版の前日譚「花とアリス殺人事件」が中学ならこちらは高校生活。いくら声をやってる人が当人だからと言ってもやっぱりこちらがベースにあるので、アニメ版は微妙にキャラが違う感じしないか?とも思えてしまうのだ。

ま、それはさておき、ちょっときれいな世界過ぎないか。という学生生活。「リリィ・シュシュのすべて」何かと比べると全然見てて安心感があるんですけどね。

あと、改めて思ったけど、ダブル主演ですが蒼井優ちゃんのほうがいい感じにとられてないか?
フラガール」もそうですが、こちらの紙コップバレエも彼女一人で絵が持つというかなんというかだし、実力のなせるもんなんだろうか??

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年06月16日 | 見た回数: 3回

先日、「フラガール」で蒼井優のダンスシーンだけが良かった。という会話が出て、相違や、こちらでも踊ってたなぁ。と思い再視聴。

もてはやされていた頃の岩井俊二がCM用ショートムービーを寄せ集めて、無理矢理映画化したんじゃないかと勘ぐっている作品。「リリィ・シュシュのすべて」のコメントでも書いたかもしれませんが、きれいな絵を見せてくれますね。ありえないけど既視感があるというか、ノスタルジックで完璧な“フィクション”がとれるユニークな人だなぁ。と。彼独自の撮り方によるものなのかあまり他の日本人監督で見ない絵ですね。
が、まぁ今回のメインは、蒼井優を見よう企画ですので、岩井俊二どうこうはおいておいてと。
今作のラスト・オーディションのシーンで紙コップで踊る彼女も良いのですが、もう一点。これは自分の立場が変わったせいかもしれませんが、以前はそれほど感じることがなかった「父親と微妙な距離感で会話」するシーン。こちらも良いですね。とりあえず「我愛你」と「再見」くらいは覚えておこうと心に刻んだ(刻まんでも覚えてますが)ひとときでした。
別段、ストーリーは奇抜であるわけでもなければ大きなオチがあるわけでもない、普通の作品だと思うんですが、趣味の領分と彼女の存在感でワンランクアップといったところでしょうか。

※以前、蒼井優を引き合いに出して、うちの娘もこんなのになるんじゃない?と言ったら「完璧な親バカである」とのこと。なんだよぅ。

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