とにもかくにも3作目の印象が悪かったんで、まず続編は見ないんだろうなぁー。とか思ってたんですが、よくある4作目らしい「お、ちょっと持ち直した？」という作品。

これまでのスパイキッズたちも立派に成長して、今回はサポート的な立ち位置にいてたりするんですが、まぁ、さすがにいつまでも『キッズ』にするわけにもイカンだろうねー。という配慮でしょうか？
一方で、新たなスパイキッズ誕生物語ということで、何もない状態からの成長物語ってのは1作目同様に悪くないもんですな。

でもなんだかんだでちょっと持ち直したからとはいえ、そこまで、おぉ、いいねー。という1作目のいい印象はないかなぁ。

いっそ撮り直す気分で新しいスパイキッズ1を始めちゃえばいいのに。「バットマン」とか「スパイダーマン」とかみたいにさ。

スパイキッズなのにまったく誰も活躍しない。

ジェシカ・アルバは好きなのだけど、彼女がいなかったらずいぶんシンプルにできたのになあ。カルメンがお母さん役で話すっきりまとまるんじゃないだろうか。

ここ一ヶ月くらいの間に見たDVDの予告編で何回かこの映画の予告編を見たんですね。で、娘が見てみたいと。まあ、予告編から映画をえらぶってのもいいよね、ということで借りてみましたが、とっても子ども向けなんですね。まあスパイキッズなんでそれが悪いという訳じゃないけど、アメリカの子ども向けってゲボとオナラとゲップが多すぎです。

ちょっとかわってるなと思ったのが、キッズの片割れが聴覚障害なんですね。で、補聴器を使ってるのだけど、その補聴器をスパイグッズみたいにしている。ふーん、かわった演出だなあ、と。