ここから本文です
ザ・ライト -エクソシストの真実- THE RITE
画像表示切り替え監督: | ミカエル・ハフストローム |
---|---|
出演: | アンソニー・ホプキンス、コリン・オドナヒュー、アリシー・ブラガ、キアラン・ハインズ、トビー・ジョーンズ、ルドガー・ハウアー |
時間: | 114分 |
公開: | 2011年 |
ジャンル: ホラー、サスペンス、オカルト |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2025年02月06日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2011年09月05日 | 見た回数: 1回
僕は自他ともに認めるホラー映画好きで、ホラー映画だとこの映画部評価もちょっとゲタをはいて、評価はあがりがちになってしまう。
この作品、allcinemaだとサスペンスとだけ分類されていて、むべなるかなという作品なのだけど、Wikipediaではホラーといっているし、ビデオレンタルでもホラーの棚に並んでいる。ので、まあホラーといってもいいと思う。
でも、なんでこんなに評価が低いのか。
それは、アンソニー・ホプキンスが出るということなので、例の<期待>という名のワーストスパイスが効いたというのは間違いない。
しかしそれ以外にこういう映画だったら嫌だなあと、見る前から思っていたスジがある。
- アンソニー・ホプキンスが、乗り移られるとか嫌だなあ
- 女の人が出てきたら、あるいは色恋沙汰が絡むと嫌だなあ
- 結局悪魔は実在するのだという、いわゆるキリスト教布教度合いの強い映画だったらやだなあ
隠しテキストはここまでです。
で、およそ完全に上記条件を満たしてくれちゃってて、ゲタを履いてもこの評価にしかならない。
最後の条件については、たとえば「エクソシスト」だってそういう側面があるのだけど、映画が面白いから耐えるのですが、本作はそこまでじゃあない。
一つ気になるのは、ヤケにひとの爪が印象に残るように撮られていたような気がするのだけど、なんでだろか、ということくらいだろうか。
ただ、僕みたいなワーストスパイスと予定調和のない人にとっては、そんなにあしざまに言うような話でないのも本当。絵はかなり上品だし、アンソニー・ホプキンスは陳腐な役柄を、個性で乗り切っていると言えなくもない。ので、いわゆる残念映画ではないんだけど、個人的にはほとんど残念だったのだ……マル
リンク

「ヴァチカンのエクソシスト」つながりで見てみました。もともと気にはなってたんですけどなかなかチャンスに恵まれずにここまできてた一本。
派手さは流石に「ヴァチカンのエクソシスト」には一歩譲るかなー。あと、謎解きやらなんやら冒険の行とかもないしね。アンソニー・ホプキンスがエクソシストなんでかってにかつて「ドラキュラ」と戦ったりもしてたくらいやしバッサバッサと悪魔憑きたちを浄化していくんだろうなー。と思ってたら・・・ん?その展開か!
なんだろ。この手の映画に言う言葉じゃないかもしれないんですけど、ストイックというか、真面目というか。爆発もなけりゃ鉄拳制裁もない(割と当たり前のこと言ってる)し、実際にありそうでなさそうなギリギリラインを攻めてると行ったらいいのかな。
そのへんでいうと「コンスタンティン」みたいにありえない路線ではないですよね。
というわけで、エクソシスト系続けてみましたが、まーどっちも悪くはなかった。派手さとか続編も見たいなー。という感じになったのは「ヴァチカンの〜」の方で、作品的に面白かったのはこっちかも。という感じでした。