相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿

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監督:長谷部安春
出演:六角精児、萩原聖人、市川染五郎、紺野まひる、片桐はいり
時間:104分
公開:2009年
キャッチコピー:
私が今、亡き妻にしてやれることは、
<真相>を暴くことだけです──。
ジャンル:
犯罪ミステリードラマ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年01月05日 | 見た回数: 1回

このシリーズにせよ、踊る〜にせよ基本「上層部」の圧力と闘いながら事件解決・・・という構図がベースにあるので、なんだかんだで映画版だけでも成立するとも言えるんですが、いかんせんドラマを知らないと、いったいこの鑑識の米沢守って人はどれくらい重要なキャラで、例えば室井さんくらいに独立した個性があるのかどうかがわからないんですよねー。そりゃまぁ、踊る〜の方も見てなきゃ、ん?青島くんてのは聞いたことあるけど・・・、とかなるんでしょうがね。

ま、水谷豊ほどではないにせよ米沢くんも地味ながらもそれなりに癖のあるキャラなので、バックボーン抜きでもそんなに困らない。映画版だけでもまぁ、なんとかなるか。ただ一方で本家の二人の組み合わせに比べると米沢くんの相方である彼がちと暴走するだけであまり役立ってないってのが玉に瑕かな。

スピンオフモノとしては踊る〜のスピンオフモノ「容疑者 室井慎次」「交渉人 真下正義」なんかよりは出来が良かったんじゃないかと。テンポもいいし、多少無理があるにせよ謎解きの展開も楽しめるし、国家権力のプレッシャーなどなども感じられる。おっとっとあなたでしたかという犯人へのミスリードも悪くない。

ただ、なんだかんだで映画化する必要があったのか?スペシャルドラマでも良くない?作品に出てくる居酒屋さんなんてとっても「はぐれ刑事純情派」のあそこの雰囲気だし・・・ただ、これはドラマ知らないからかもしれませんが、さすがにキャラのインパクトが弱くてスポンサーも見っけにくいってのがあるのかな?と、

ということで、まぁ、映画化の是非はさておき作品はそれなりに楽しく見れましたかね「まあまあ」ってとこで。

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