しみじみジェイソン・ボーンの強さと賢さが際立ってるので（傷負ったリハするけどね）はてさて、同系列の無敵のヒーローたちの中で誰が一番強いんだろう？とか夢想しちゃうわけですが、正直能力的には彼no.1なのでは？

いや、ジェームス・ボンドはダンディだし、ジョン・ウィックも伝説の殺し屋だしロバート・マッコールもデンゼルの殺し屋だし、ブライアン・ミルズも親バカだし、フランク・マーティンにしてもジャック・リーチャーにしてもマイク・バニング、クリスチャン・ウルフ、何だったらランボーとかコマンドーとか含めみんな強いんですけど、なんというか強いだけじゃなくて賢くて、一人で巨大組織を出し抜く感じがあるのが彼なんですよねー。

※ケイシー・ライバックは殿堂入りなので省きます。彼は言ってみれば生身の体で唯一、マーベルだのDCだのゴジラだのと互角以上に戦えちゃう人なので。
※ロック様入れたかったんですが、殺し屋感が皆無だった。
※キングスマン、主人公の名前なんだっけ？
※とか思いながらネットさまよってると、おんなじようなこと考えてる人多いな。

というわけで、失われた自分を取り戻せた今作。かっちょよく3作までハイテンションに終わったなー。大満足。

娘（中3）と息子（小6）は、ボーンシリーズがお気に召したそうで、連続視聴。連休はずいぶん映画がはかどりました。

前作同様、酔う人は酔うだろうカメラワークと、無茶派手なアクションシーンの数々。
ただ、このシリーズの肝はカーアクションや格闘シーンではなくって逃走シーンなど、確実に地図で状況を把握してみたり、監視カメラの位置や動きを的確に把握した上で、そこに映らずに行動するとか、そーいう身体に染み付いたスパイとしての行動や思考がいいんですよねー。
マット・デイモンのカッチョ良さも際立ってるし、最後の泳ぎだすシーンとか、おぉ、待ってました。という感じですよ。

ここまではシリーズ通して楽しいのですが、つぎは「ボーン・レガシー」。出ないんですよねー。マット・デイモン。
「ミッション・インポッシブル」にトム・クルーズが出ないとか、沈黙シリーズにセガールが出ないとかそれくらいの影響がありそうなんだけど・・・

石田さんほど愛しているシリーズではなかったんですが、けっこう楽しめました。最初よくわかってなかったけど、２作目の途中から始まるんですね。
アメリカはもちろん、ロシア、イギリスなど、いろんな国が出てきますが、モロッコの街並での追いかけっこが美しかったです。