絵がとってもキレイ──で、あとは、なんと言ったらいいのかしら。私小説的と言えばそう言えるかしら。

思い付いたら、あらためて何か書きます。

巷で流行りまくって、「千と千尋の神隠し」に次ぐ興行成績を叩きだしたらしい「君の名は。」。

かなり昔に新海誠の初期の1本、確か「ほしのこえ」を見たことがあって、どうもオタクっぽい感じの話だなー。一人で作ってるのはすごいけど。という印象でしたが、えらく絵柄もストーリーも変わったなー。という印象。

今作はちょっとドラマチックすぎるというか、話がキレイすぎるんで、ちょっとテレちゃうところは確かにあるんですけど、年上の女性と年下の男の子の気持ちは伝わってくるし、絵とあいまってテレながらも結構楽しくは見れました。全体的に落ち着いたトーンでさくっと話がまとまって終わったんで大丈夫だったのかも。

色んな場所の雨の表現と、あと緑色が結構印象的でしたかね。
若干主人公の靴職人目指す男の子と「耳をすませば」の彼とがカブッてみえる瞬間がありましたが、あちらと違って今作の彼はもっと現実的ですな。

絵と雰囲気で持ってく映画なんですが、いろいろと印象的でよかったですよ。