オール・ユー・ニード・イズ・キル Edge of Tomorrow

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監督:ダグ・リーマン
出演:トム・クルーズ、エミリー・ブラント、ビル・パクストン、キック・ガリー、ドラゴミール・ムルジッチ
時間:113分
公開:2014年
ジャンル:
SFアクションループもの

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2019年05月23日 | 見た回数: 2回

いや結構面白いと思うんだ。ループモノの割に「プライマー」と違って至ってシンプルだしさ。
ラスボスとのバトルはたしかにそれまでの上陸作戦とかと比べると物足りないってのもあるんですけど、ま~隠密行動で一人だしなー。と自分を納得させてました。

本体守る側の「ギタイ」の方々のほうがもうちょっとなんか考えたほうが良かったんじゃねーのか?とも思わなくもないんですけど、ただでさえ強い敵なのでこれ以上になっちゃうとトム・クルーズだけじゃ足りなくなっちゃう(ブラピとか呼ぶ?)。

まぁ、なんというか、敵の行動パターンを覚えて攻略したりやられたらスタート地点に戻されるあたりがセーブできない時代のゲーム的ではありますよね。

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2016年09月09日 | 見た回数: 1回

マンガ借りて一通り読んでた事もあって、どういう世界でどんな状況にあるか。主人公がどうなるのか。まで基本となる知識があるかないかで、もしかすると変わってくるかもしれないなぁ。
頻繁にタイムループしてしまうんで、似たような、少し違う展開が行ったり来たりする分、わかってないと、あれ?と置いて行かれてしまう恐れだってあるのかも。

ということでトム・クルーズ祭り第2段。チョイスがなんでこれと「オブリビオン」だったのかと考えると・・・まぁ、そらクローン化されたりタイムループで蘇ったりと、ただでさえ目を引くスターのオーラが半端無いのに、今回の2作品。とにかくトム様の画面占有率が高いこと高いこと。

ちなみにこの2作だと、なんとなく内容知ってるにもかかわらず多分こっちのほうが面白いかな。撮ってる人の実力なのかもしれませんが、こちらのほうが緊迫感も途切れることなく、ゆったりとした時間を過ごすでもなく、ただただ戦いが続くので、見てるこちらも息つく暇もなくどんどんとのめり込めちゃう。

後半になるに連れ、マンガから若干ずれていって独自の展開を見せるんです。大抵ならマンガがいいわけで、それからずれていくと非難ゴーゴー(「ドラゴンボール EVOLUTION」とかさ)けど、いや、これだったら別に文句はないですよ。

追記:
祭りと歌ってる割に2週連続だけで、2作品しかやらないんだよなー。金曜ロードショー。

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2016年05月12日 | 見た回数: 1回

楽しかったです。

ループものって、どこかで願望充足しちゃうんですかね。「記憶を保ってやり直せたら」ってのは、わりとよく聞く願望ですよね*1

でべちゃんのコメントの通り、マンガ(しか読んでない)では、新兵だった彼をどうすんのかなと思ったら、うまいこと新兵にしちゃってて。

でもって、マンガとは大きく違った展開なのも好印象でした。正直、マンガの筋は少々暗く、同じ筋を映画で見るのは、ちょっと気が進まなかったので。

* * *

変な英語だな、と思ってたのです。

all you need is kill

せめて、

all you need is killing

か、

all you have to do is killing

でしょう?

でもって、ビートルズのall you need is loveだったら、なんとなくすっと入ってくるのだけど、need is kill……。んー、なんかへん? へんですよね?

で、映画部に足す時に気付いたんですが、英語題、違うんですね。edge of tomorrow。これなら文句はありません。


でべ | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2015年07月14日 | 見た回数: 2回

とある日、事務所に遊びに来たM田くんから「ひさえさん、この作者好きだったでしょ。だから読ませようと思って持ってきたんですよ」と手渡されたのは、週刊ヤングジャンプ。小畑健作画の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」連載開始号でした。「わたし、小畑健さん好きなんて言ったことあったかなあ」と思いながら受け取ったのを覚えてます。まあいいけど、なんて鼻を鳴らして読みはじめたんですが、悔しいかな、わりに好きなタイプの話で。作者云々よりも(いや、もちろん小畑さんの漫画は面白く読みますが)タイムトラベルものはわりと評価が甘い。

でもまあその後、のめり込んで単行本を買うなんていうこともなく、完結したら読んでもいいかな、くらいの気持ちで放っておいたんですが、映画化されて、主演がトム・クルーズと聞いたときは、いくらなんでもそれは無理があるだろうと眉間にしわを寄せました。漫画版の一話しか読んでないからって甘く見てはいけません。わたしだって、主人公が十代の初年兵だってことは知っています。実戦経験のなさが、この物語を生かすのに。トムさまが新兵?いくらハンサムだってスターだってもう50代ののおじさんですよ?

「どうすんだろ?」と気にしていたぶん、設定の変更がごく自然で面白かったです。
トム・クルーズは口ばかり達者な軍のPR担当、実戦経験ゼロの腰抜けダメオヤジ、というところからスタートします。これだけでも珍しいものを見るようで楽しい。「僕に前線に行けって?ムリムリ、僕ができると思います?」なんて言い訳しているのを見ると「いやいや、だってキミ、トム・クルーズでしょ?」って突っ込みたい気持ちでいっぱいです。ときどき情けない悲鳴あげるし。
そんな彼が、前線に出ざるを得なくなった最悪の日にループが始まります。簡単に設定を説明するとSFアクション版「恋はデジャ・ブ」です。わかりやすいですね。つまり究極の覚えゲーです。当然のように強くて格好良くて敵をばたばたと倒していくヒーローでなくて、何十回、何百回と繰り返して「知っている」動きになっていく、そこにテンポの良さと爽快感があって気持ちいい。

なんだかベタ誉めになってますね。
細かいところをつつけば、いくらでも文句は言えそうですが、映画は楽しんだもの勝ちですから。

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