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恋はデジャ・ブ Groundhog Day
画像表示切り替え監督: | ハロルド・ライミス |
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出演: | ビル・マーレー、アンディ・マクドウェル、スティーブン・トボロウスキー、ライアン・ドイル=マーレー |
時間: | 100分 |
公開: | 1993年 |
ジャンル: ラブコメ、ループもの |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2021年04月10日 | 見た回数: たくさん
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年04月12日 | 見た回数: 2回
いい映画というものは、通底する似た印象があります。その「似た印象」を十把一絡げにはできないけれども、見終わった後、ひとつの旅行から帰ってきたような、ひとつの人生を追体験したような、そういう印象です。
この映画も、そういうところがあって、まるでしばらくパンクスタウニーという町にいたような錯覚におちいります。
人間の本性が善なのか悪なのか、ちっともわからないのですが、本作では、ある女性の存在が、主人公の存在可能性を方向付けます。その女性の存在が、主人公が決して善たる存在として描かれていない序盤から、「毎日」を繰り返すうちに、同じ存在するのであれば、善たる存在を志向するきっかけになるのは、この作品で誇張されているとはいえ、見事な描かれ方だなあと思います。つまり誇張されてはいるけれど、ここで繰り返される「ある日」は「毎日」に他ならないのだなあと。
同時に、天雲、買ったんだったら早く見ろよ、と。チェコアニメもいいけど、こういう映画になにか手がかりがあるものですよ。
小4娘と中2息子、小1娘と視聴。やっぱり楽しい作品でした。