ネバーエンディング・ストーリー The Neverending Story

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監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:バレット・オリバー、ノア・ハザウェイ、タミー・ストロナッハ
時間:94分
公開:1984年
ジャンル:
ファンタジー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年10月15日 | 見た回数: 3回

こんな話でしたかねー?ファルコンとか空とんでるシーンこそ覚えてましたが、いやー忘れてること忘れてること。
原作知ってる柴田さんとかだといろいろ突っ込みたい。とか、それはイカンとかいっぱいあるんじゃないかと思うんですが、全く知らない僕からすると、最後の崩壊した世界とかなかなかに重たいネタがあったり、面白かったです。原作読んでみるのもいいかねぇ。とか思いましたよ。

ところでこれ、一体いつ見たのかなぁ?記憶に残っているのは2回。なんか体育館の記憶とあいまっているんですがねぇ。体育館で見た映画って言うと「ペレ」の映画と、「南極物語」とこれなんですが、本とかなぁ?ペレはサッカークラブでなんか見た気がするし、南極物語は堅い、んですが、これに関してはどうなんだろう?

柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2008年08月28日 | 見た回数: 2回

まだ子供だったとき、『はてしない物語』を読んだ直後に映画になって、映画館に行った覚えがあります。当時、田舎の映画館では、同時上映という風習があって、1回で2回映画を見るのが習慣だったと思うのですが、この「ネバーエンディング・ストーリー」の同時上映は、サム・ライミの「XYZマーダーズ」でした。映画館は何を考えていたんでしょう‥。

さておき、同時上映のせいではないんですが、みた当時から、けっこうガッカリとして劇場を出た覚えがあります。僕が物語を読んでいて一番ドキドキしたシーン、古老が物語をはじめから読むシーンがいい加減に扱われていて、しかも前半で終わっているじゃないですか。フッフールという、いい感じの名前も、ファルコンなんて口当たりのいい名前に変わっていて、これもがっかりでした。

まあ、全般にガッカリ目の作品だったのですが、大人になって見直したとき、別に大人の事情がわかった訳じゃあないんですが、それなりに気持ちのよい描写も発見でき、さしひきで、まあまあにしておきます。

ただし、それでもやっぱり原作のメッセージは映画では全く伝えられないと思います。エンデが生み出す魅力的な世界に注意が奪われて、かえってわかりにくくなっているところがあると思いますが、このお話のポイントは、「語る」ということだと思っています。読み終わったときに、読み手さえも、バスチアンにおこった自己対象化のような効果を与えることができる、エラいはなしなのです。映画では、残念ながら、そういう作りにはできなかったのだと思います。ほんとうはどこまでも映画向けの話だったのではなかったのかなとも思いますが。

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