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ムーンライズ・キングダム Moonrise Kingdom
画像表示切り替え監督: | ウェス・アンダーソン |
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出演: | ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン |
時間: | 94分 |
公開: | 2013年 |
キャッチコピー: 恋をしに出かけよう! ふたりだけの秘密の場所へ――。 | |
ジャンル: 恋愛、青春、ドラマ |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2023年04月23日 | 見た回数: 2回
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2016年08月13日 | 見た回数: 1回
ティム・バートン、コーエンと並ぶ箱庭系監督らしい作品でした。
でも箱庭系の中ではエッジが効いていて、人物の表情も読みづらく、善意なのか、無表情なのか、隠した悪意なのか、それともニヒルなのかよくわからない。ふたを開けると、ただ素直なだけだったりするのだけれど。
びびっと来ちゃった思春期未満と見える二人の逃避行と情けない大人たち、そしてボーイスカウトの映画でした。
メイキングでビル・マーレイが、「いかれた役が多いエドワート・ノートン」と言っていたけど、今回のノートンさん、なかなか見ない彼で、良かったです。
ウェスの映画の、ハーヴェイ・カイテルは、いつも笑っちゃいます。
でべ | 簡易評価: おすすめ | 見た日: | 見た回数: 1回
装飾的な木の額縁に赤いベルベットのカーテンなんかが仰々しくかかっていて、その小さな枠の中で繰り広げられるマリオネット人形劇みたいな映画。つねに四角く切り取られた世界には、壮大さもダイナミズムもないけれど、世界のすべてなにもかもを丁寧に作り込んで緻密に配置したような。
結局わたしは芝居がかったものが好きなのだ。
娘(18、11)と視聴。コメントは、前回コメントとほとんど同じかしら。望美が「ブルース・ウィリス欠乏症だったら、本作がよい」と言っていたので、久しぶりに見たのです。
娘(18)は、キスシーンに許せるものと許せないものがあるそうで、先日見た、「バッド・バディ! 私と彼の暗殺デート」のキスシーン(ナイフのキャッチボールをした直後)には説得力があるが、おおくのキスシーンの必然性が見えない──ということだと思うのです。
まあ、映画の、とくにハリウッド映画のキスシーンが唐突なのは「衝動」の記号なので、衝動の必然性が見えないと、唐突なキスシーンに見えますよね。
で、長女。本作の入江のキスシーンもイマイチなんだそうです。でも、こちらのキスシーンは、いわば「おままごと」という必然性はあると思うのですよ。
まあ、ブルース・ウィリスはいいんだけど、みんないいですよね。