これまたニコラスづくし。「フェイス / オフ」がジョン・ウー印ならこちらは大家ブラッカイマー様（制作ね）。役者陣もちゃんと悪役らしい悪役も揃えてるし、ブラッカイマーらしく、「触れるもの皆、ぶっ壊せ♪」とばかりに破壊の限りを尽くしてくれる。その派手で大味、大胆な展開にニコラスの悲しい顔がアクセントで加わることで上質のアクション作品になってますな。

相変わらずの不思議な顔立ちのニコラスくんですが、なんでしょねー。いっぱい見てると（違うかも）なんだかカッチョいい人に見えてくるのですな。
まぁ、実際やってることはカッコいいので、それに流されちゃっているのかもしれませんが、どうなんだろう？カゲシタさんもちょっと慣れてきたって言ってる（言ってない？）し、スルメ俳優なんだろうか？

ジョン・マルコビッチ、ブシェーミそろい踏みってのもいいですよね。惜しむらくは彼ら悪役二人の潰し合いが見れなかったのがちょっとだけ残念ではあるんですが、まぁ、内容なんてどうでもいいです。とにかくドカーン。バッカーン。というハリウッドらしいハリウッド大作。美味しくいただきました。

追記：そういや新作「マチェーテ」で、悪役商会のひとりダニー・トレホが主役を張ってますな。いい顔の人なので気になるなぁ。素敵な時代になったもんだ。

あんなに理性的な役者なのに、こんな表情ができるんだと、ジョン・マルコビッチの歯並びの悪い笑顔が印象的でした。彼がレクター博士を演じる「羊たちの沈黙」もできるんじゃないかト。

ゴールデンラズベリー賞「最低人命軽視と公共物破壊しまくり作品賞」受賞。

テレビ放映をたまたま観た。
チャンネルを変えようかとも思ったが、最近ブシェミに会ってなかったので、怖いブシェミを観るのもいいだろうと思い直してそのまま鑑賞。
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ブシェミのシーン全部カットされてた…。
本当にコン・エアーに乗ってくるシーンだけ。もともとあんまり内容ないのに、なお一層ぺらぺらに…。ジョン・マルコビッチもひどく安っぽく、こちらもカットされているシーンがあるのか、それとも吹き替えのせいなのか。

テレビ放映の映画に注意。