「IZO」見て昔に見たこれを思い出したのが「帝都物語」。久々に見てみるか。と思ったんですが、どうやらレンタル屋さんに置いてない。というか、そもそもレンタル版が出ていないそうな。

でも、昔の映画感想が見つかったんで読み返してみたら、なるほど、そんなのだったか。せっかくなので書いてみましょう。
ちなみに、GyaOで見てたみたいです。書いてないってことは・・・いつ頃見たんやろ？

雰囲気は好き。「幻魔大戦」なんかも好きですし、今なら「陰陽師」とかかな？霊力とか、気の力、とか怨霊だの何だのかんだの。

なんといっても悪役のキャラが立ちまくっているんで、他のメンツが霞んで見える。
著名人も多数出てるんですよ。石田純一、勝新太郎、佐野史郎、桂三枝、坂東玉三郎、大滝秀治、平幹二朗・・・そうそうたるメンバーです。そんな中で印象に残ったのは、桂三枝さんのかっこ良さと、坂東玉三郎演じる泉鏡花が結構色気があるというかひと味ちがう雰囲気。
お、何だろ？芸人さん以外ばっかりじゃないか？
あとは、印象に残ってるのが原田美枝子さんの大和撫子な感じかねぇ。

時代的に幸田露伴だったり、森鴎外だったり、超有名人も出てくれば、明治・大正・昭和の古き良き時代のセットもCGに頼らず作ってるし好感が持てる。ただ、さすがに昔のウルトラマンチックにも見えるのは、監督の影響かもしれないなぁ。

だそうな。イマイチ面白みに欠ける文章ですな。

さて、思い出して追記すると・・・メジャーどころがいっぱい出てたみたいですが、正直魔人加藤がキャラ立ちまくリ過ぎてて全然覚えてない。また、どうやってやっつけたか。とか、そのへんもぼんやりしてます。石田純一なんて主役格なのに、どんな風に出てたかすら覚えてないし。

でも、当時としてはあの雰囲気の話を、大々的に映画でやってくれたのをワクワクしてみた記憶も残ってるし、当時のこの手の映画の中でこの作品、何度か見てるんですが悪い印象は残ってないんだよなー。

見なおす機会があれば変わるかもしれませんが、ひとまず好印象のまま「なかなか」つけときましょうか。