姑獲鳥の夏
画像表示切り替え監督: | 実相寺昭雄 |
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出演: | 堤真一、永瀬正敏、阿部寛、宮迫博之、原田知世 |
時間: | 123分 |
公開: | 2005年 |
ジャンル: ミステリー |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2023年11月01日 | 見た回数: 2回
でべ | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2009年06月03日 | 見た回数: 1回
昭和初期のおっとりした探偵ものといえば明智小五郎先生ですが。
少年探偵団好きのでべとしては、この作品の雰囲気も嫌いじゃない。女子はつつましく強く(明智先生の奥様文代さんも素敵です)男子は賢く気が利いているがしかし不真面目で事件とか対決とかに忙しい。こういう構図が好き。
話の筋は箸にも棒にも掛らないけど、それぞれの役割分担がはっきりした男四人がひとところに集まってもじょもじょしているところは好きだなー。
でもやっぱり妥当な評価は「イマイチ]]」か。
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2008年12月21日 | 見た回数: 1回
原作は「京極夏彦」の本ですよね。とりあえずあの分厚さに敬遠している一人です。さて、そんな彼の映画化作品。「魍魎の匣」面白かったよ。という奥さんの感想につられて、その第1作目を見てみました。
もっと妖怪変化をばったばったとなぎ倒していく体の物語かと思ってましたがどっちかというと犬神家とかそういう雰囲気でした。ちょっと意外。
作品自体はうーんとなんでしょう?話が今一よく分からないのと、あと、変な舞台っぽいような演出がちょっと僕には会わないなー。とは思いました。
話に関しては、あの本を2時間でやるとなるとしょうがないのかなー。と思いましたが、演出に関しては・・・監督の問題?「イカレスラー」とかウルトラマンとってる人か・・・。
その辺でちょっとマイナス方向にはふれてたんですが、役者さんたちのキャラが立っていてよかったです。堤真一も阿部寛もそれっぽくて、キャラクターが固まってしまったので、多分本を読んだら彼らが頭の中で活躍してくれる事でしょう。
いろんなところのレビュー(アマゾンとかもひどい結果出てますね)ほど、全然駄目である。とも言い切れずふつうに楽しめた一本でした。
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2008年06月22日 | 見た回数:
なんというか、まあまあでした。もうちょっと狂った感じの猟奇的なものを期待していたんですが、けっこう多くの人が楽しめるように描かれている感じですね(原作は読んでいないので、どういうチューニングなのかはわかりませんが)。
作中、「わざわざ登場人物にスポットライトを当てる」など、賛否別れそうな演出があり、睡魔と戦いながら見ていた柴田にはちょうど良い刺激になりましたが。
娘たちが気に入っている「文豪ストレイドッグス」。さいきん、現代作家でスピンオフ作品が出ているそうで、その登場人物として選ばれた現代作家の一人が、京極夏彦。
綾辻行人さんも選ばれていて、こちらは「アナザー」のアニメ版を見たのだけど、京極夏彦さんについては、まあ本作と「魍魎の匣」かなあ、と。
なんとなく雰囲気は覚えていて、感想もほとんど前回のものに足すものも引くものもない感じ。
でも、「文豪ストレイドッグス」のおかげで、一緒に映画を見るネタが増えたのは大層ありがたく思っています。