メリダとおそろしの森 Brave
画像表示切り替え監督: | マーク・アンドリュース |
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出演: | ケリー・マクドナルド、ビリー・コノリー、エマ・トンプソン |
時間: | 94分 |
公開: | 2012年 |
キャッチコピー: 私が、守り抜く。 | |
ジャンル: アドベンチャー、ファンタジー、アニメ(海外) |
コメント一覧
でべ | 簡易評価: いまいち | 見た日: | 見た回数: 1回
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年02月24日 | 見た回数: 2回
1回目は娘とは吹き替え版、今回は一人で字幕版を観てたんですが、これに関しては正直吹き替えのほうが感じがつかみやすくてよかったです。AKBちゃんってことを意識することなく話に入れたし、上手なんじゃないでしょうかね。
最近はめっきり吹き替えにも抵抗がなくなってきて、80年台スタローンとかシュワちゃんとかジャッキー作品に関しては、そちらのほうが望ましい。とくらい思っちゃうこともあるんですが、アニメ作品なら吹き替えでも有りかもねー。「シュレック」とかは吹き替えじゃないと駄目だしね。
まぁ、字幕版でも面白かったんで、評価変わらずってことで。
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年02月23日 | 見た回数: 1回
面白かったです。
ピクサーの割りにはあんまりだなぁ。みたいなのを聞いてたのが良かったのか、あるいは、母親の物語としてみたらいいんだ。などなど聞いてたから良かったのかも知れません。期待値を低く、スタートラインを下げていたのが功を奏しましたね。
程よくファンタジーな感じと、程よいドタバタ感。あと、基本的に悪い人がいないってのもいいですな。
母と娘のバトルとなるとあまりピンとこない(父と息子の関係にゃすこぶる弱いけど)僕ですが、等身大の二人の葛藤と成長とかが見て取れてとても気持ちのいい作品でした。
娘と見たんですが、ラストでのめり込み過ぎた娘がないてるのを見てポイントアップ。そしてエンディングの曲でさっきの事を思い出して改めて泣いてる娘を見てポイントアップ。と、自己採点空逸脱してる気もしなくもないんですが、それ抜きにしてもたいそう面白かったです。
んー。オススメでもいいかも。でも、「モンスターズ・インク」とかと並ぶのか・・・ということで、いっこ下げますが、とっても満足な一本でした。
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年12月31日 | 見た回数: 1回
2012年の大晦日視聴は奥さんの実家が贈ってくれた本作でした。
んが、ピクサーだってことでちょっと期待しすぎちゃったかな。
絵や動きについては全然文句はない、クマの動きとあわせた狭い部屋の中のカメラなんてかなりかっこういい。
でも、あんまりお話にひねりもなく、奥さんとも確認しあったのだけど、メリダがあんまり魅力的ではない。転じて、お母さんばっかり、わりを食う筋立てになっていて、消化不良感が残る。
邦題もなんだかヘン。
お話はと関係ないけど、スタッフロールでジョブスへの献辞が流れてました。そういや、ピクサーとは浅からぬ縁がありましたね。
※ずいぶん前に書いたメモが下書きフォルダから見つかった。そのときはコメントが嫌なほうに走り過ぎちゃったので、自粛していたんだと思う。でもまあ、そのときの気分の保存としてコメント追加しておく。
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ピクサーらしさとは何か深く深く考えさせられた一本。
たとえ評判が悪くとも、あのいかにもなオブラートに包んで目の前に出されたら、ほかのピクサー作品には劣ってもそれなりに納得するだろう、と期待はせずとも楽観的な気持ちでのぞんだが、そうは問屋がおろさなかった。
ピクサーの映画じゃないみたい。
そう思ったとき、なにが足らないのか考え込んでしまった。
いつもはプロットを聞いただけでわくわくする。突飛な設定で月並みな物語を包む。おもちゃの側から見る世界とか風船で家を飛ばすとかサラリーマンのモンスターとか、アニメーションだから自然に見せられるけど、本当は起こりえないことに趣味良く狙いを定めている感がある。
…メリダは実写でやったってたぶんあんまり変わらない。
いつもは登場人物も魅力的だ。ピクサーの主人公はいつも皮肉っぽい大人。人形もレースカーもスーパーヒーローもいつもぶつぶつ言ってる。子供が見るからって子供が主人公じゃな くてもいいんだとピクサー映画を見て以来思う。それに悪役は最後まで悪役だ。途中で心を入れ替えたりなんかしない。
…メリダのはなしを聞いたとき、今回は子供に挑むんだ、と思った。でもメリダは我がままなお姫様でしかなかった。今作には悪役もいない。一番利己的なのはメリダ自身。
そして物語はいつも私たちの身近にある。オブラートをはがして中身を搾ってしまえばメッセージはいつもすごくシンプルだ。おもちゃたちがどう思う?おもちゃを大切にしよう!足元の 草原には小さな生き物があふれているよ!モンスターが悪者とは限らない。もうひとりで眠るのも怖くないね!嫌われ者だってどんな才能を持ってるかなんてわ からないんだ!
…じゃあメリダは?どこまでも遠い国のとある女の子の物語でしかなくて、自分の日常に物語を引き寄せられない。教訓は?お母さんの言うことを聞こう?