今朝の新聞によると、トニー・スコットが亡くなったそうですが、本当でしょうか？

＊　＊　＊

本作はなかなかめずらしいアラン・スミシー作品。ぼく、初めて見たんじゃないかな？

シリーズ物の作品は回を追うごとに劣化していくことが多いので期待も下降していきがちなのですが、本作品ものっけから「2127年」とかいってはじまるものなので、あー、この作品も勘違いした方向に進んじゃったのかー、とちょっとがっかりしながら見始めたのですね。

ところが冒頭はそんな感じだけど、ちゃんと3の続きになっていて、3でパズルボックスを投棄した建物が舞台なんですね。

展開としてはよくある形で、冒頭以前に戻る（＝パズルボックスの由来にさかのぼる）お話なんですが、過去（18世紀）、現代、未来を通じてそれなりにまとまっていて満足。

ホラー描写はさほどでもないんだけど、本作のセノバイトたちもけっこうかっこいい。

パズルボックスは出口なのか入り口なのかよくわかんないままだけど、作品としては意外に楽しかったという印象です。