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スティール Steal
画像表示切り替え監督: | ジェラール・ピレス |
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出演: | スティーヴン・ドーフ、ナターシャ・ヘンストリッジ、ブルース・ペイン |
時間: | 84分 |
公開: | 2002年 |
ジャンル: アクション、犯罪 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2016年11月07日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2008年08月08日 | 見た回数: 1回
久しぶりのあたりフレンチ。今まで散々、フレンチにあたりなし。といい続けてきましたが、ふむ。とても楽しめました。
監督は「Taxi」の次の作品だったそうですが、まぁあまりコメディータッチはなかったです。どちらかというと犯罪行為自体をかっちょよろしく見せるのに主眼が置かれてたかもしれません。特に最初の犯罪のインライン・スケートを使っての逃走劇は、下手に車やらバイクやらを用意するよりこっちのほうがもしや逃げるには最適では?と思わせるできばえ。まぁ、「007 カジノ・ロワイヤル」の冒頭の超人に比べるとちょっと落ちるっちゃー落ちるんですがね。
どこかしらで見たような(「ヤマカシ」やら「トリプルX」やら)シーンがあるんですが、生身の人間がやっているという点で、Xゲームを見てるような感覚もまたよし。
あとなんと言っても90分を切るいさぎのよさも高評価の一因でしょうか。
と、言うわけで評価的には「なかなか」なのですが、「おすすめ」つけてもいいような気持ちです。
「アルティメット」はちょっと人間を超えてる感があるんですが、この映画も相変わらず脅威のアクロバチックなフランス人の凄さみたいなのを見せつけられますね。
凄いのはフランス人のポテンシャルというよりは撮り方だったり見せ方だったりするんだろうけど、それでも生身の人間の凄さというかねぇ。さ。
特に冒頭のインラインスケートのシーン。あそこが秀逸名分、あそこがピークになってしまい、作品自体はいいのにちょっと物足りなく感じちゃうのが玉に瑕ですかね。