ミシェル・ヴァイヨン Michel Vaillant

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監督:ルイ=パスカル・クーヴレール
出演:サガモール・ステヴナン、ダイアン・クルーガー、ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ、ジャン・ピエール・カッセル、リサ・パブーシャ
時間:104分
公開:2003年
キャッチコピー:
新たな伝説のはじまり
輝け、愛と激突の頂点で
走る運命。勝つ宿命。限界を超えるヒーローのスペクタクル・レーシング・ロマン
ジャンル:
アクション

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年05月29日 | 見た回数: 1回

フランス映画アレルギーというのがあるんですが、ヌーベル・バーグやらソッチ系があまりに意味不明でわからんだけであって別段フランス映画全般がアウトかというとそうでもない。「Taxi」も嫌いじゃないし、「ヤマカシ」だの「スティール」とアクション映画に関してはそんなにマイナスには見てない。

今作はカーアクション。日本に勝るとも劣らないマンガ大国おフランスのコミックの実写化だそうですが、元の漫画なんか知るよしもない。まぁ、「スピード・レーサー」的な何かでしょうか?また、舞台「ル・マン」レースとのことですが、車のレースだねー。24時間だっけ?位の知識しかないので、あまり多くは語れないのだ。

物語としては実に漫画的で、盛り上がるべき犯罪がらみのシーンはそれこそさらさらお茶漬けのごとく流れ去ってしまった感じ。また、漫画を知ってりゃキーマンなのかもしれませんが、「こいつ誰だ?いるのか?」っていう登場人物も多数。知らない役者も多くて準主役くらいから、むむ。似てるけどこいつは敵のザコキャラだっけ?とかもありました。てな感じで、いまいちな話なんですが、レースシーンがその分をカバーしてくれたかな。

車で走っているシーンは極めてまっとうな出来。なんか大学時代によく見てたF1の車載カメラシーンを思い出しましたね。また,映画作品っぽく下手にレースシーン自体は手を加えていない感じも好感が持てました。なんでも実際にレースに参加してたそうですしね。

もうちょっとレースについて詳しかったり、逆に原作知ってたりするともうちょっと評価下がっちゃったかもなー。とも思います。ありえんがな。という目隠ししたままコースを一周するとか、代理で登録選手外(なのかな?予備エントリー??よーわかりませんな。)走っちゃうとかの余興もあったしね。

まぁレースシーンは楽しめましたんで「なかなか」でもいいかなーとかはおもうんですがちと辛めの評価で。

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