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栄光のル・マン Le Mans
画像表示切り替え監督: | リー・H・カツィン |
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出演: | スティーヴ・マックィーン、ジークフリート・ラウヒ、エルガ・アンデルセン、ロナルド・ライヒフント、フレッド・アルティナー |
時間: | 109分 |
公開: | 1971年 |
キャッチコピー: 《栄光》にその情熱のすべてを賭けてマックイーンが挑む壮絶な“男”の24時間! スピードの陶酔! レースの興奮! ナマの迫力で叩きつける マックイーンの最高傑作! | |
ジャンル: スポーツ、ドラマ |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年03月02日 | 見た回数: 1回
レースに生きる男がどうこう、とかその辺は画面から伝わってくる空気で感じ取ってちょーだい。と言わんばかりで、それっぽい会話も、殴り合いの喧嘩もなし。純粋にルマン24耐久レースを2時間で体感できる実にストイックなレースもの。
スティーブ・マックイーンは確かにかっちょよろしいが、正直主人公はダレでもいいくらいでした。
とりあえず24時間ぶっ続けで走って一番早い=いっぱいは知った人が勝ち。と言う基本ルールと、2人交代制で連続で何時間のっちゃダメ。とか一人が14時間以上のっちゃダメ。とかその辺は説明してくれてわかるんですが、わからなかったのは、途中で乗る車かわってもいいの?
後半、マックイーンが別の車のドライバーと交代するんですが、それっていいのか??2人交代制。とかではない勘違い??
ま、映画であると言えばそれまでですがね。では、評価的にはどうなのかね?と、言われると、これがまた悪くないんだわ。
ものすごいドキュメンタリータッチにとられてて、純粋にレースを体感出来ている感じもいいし、後半きっちりと盛り上がりを創ってくれる所。ラストの競争までレース映画としては珠玉の出来でした。
「ミシェル・ヴァイヨン」とか「デイズ・オブ・サンダー」とか、カーアクションレースものも結構ありますが、コーイウのもありなんですねー。
マックイーン自身がしゃべってる言葉も2分とないんじゃないかと思うくらい、純粋にレース中心映画(でもドキュメンタリーじゃない)ので、なんかしらの物語を求めちゃうと「あれ?もう終わりっすか?」となっちゃうかもしれませんが、いや、満足な一本でしたよ。
人にもよるとは思いますが、僕個人としては「なかなか」で。