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石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2011年04月24日 | 見た回数: 1回
実写版の「シティハンター」で結構辛辣なコメントを書いたのを覚えてはいるんですが、そうは言ってもコメディとシリアス両方を演じさせるとしたら彼の名前は上がってくるんじゃないかねぇ。と思わせるジャッキーです。あの作品は他の要素がグダグダ過ぎたからねぇ。
ハリウッド進出して影が薄くなった彼ですが、僕らのアイドルであることに違いはありません(んな事ない?)。 もういい年のはずなのに鋭い拳法を披露してくれたりするし、痛そうな落下とかもヒョイってやっちゃう。人間界最強セガールのコマ早送り拳法なんてことはせず、戦うところはちゃんと戦いますね。さすがです。
さてさて、そんな前置きはさておき、今作ですな。いやー、コメディ要素がこんなにいっぱい入ってるとは思ってませんでした。しかも笑えないコメディ・・・ジャッキーアクション新作だねぇ。とか軽く思ってたんですが、ベタベタ過ぎる展開についていけずげんなりです。んー。「スーパーマンIII 電子の要塞」とか「スタートレックV 新たなる未知へ」見たときと印象は近いかな。
でも、なんといっても我らがジャッキー、パルクール的に街中を走り回り、テーブルだの机だのを囲みながらのいつものアクションもしてくれる。元々のポテンシャルが高いのと、その割にずんぐりむっくりさ加減が、すごいことを普通に見せてるわけですが、これがジェームス・ボンドだったらそれはそれでカッチョいいんじゃなかろうか。 また、ぎりぎり勝ったり負けたりの緊迫感も忘れない。さすがはジャッキー、多少のワイヤーアクションは許容量やし、やっぱ敵を倒すには銃より拳やで。と、ほぼ鉄砲は当たらず、ただただ拳での決闘を繰り返す。いいですなー。と、寛容な面持ちで見てたんですが・・・後半から俄然つまらなくなります。
なんといってもジャッキーが無敵で強くなっちゃう。鉄砲で撃たれようがナイフで切られようが全然平気です。ジャンプすれば10階ぐらいのビルはひとっ飛び、もちろん、逆もしかりで10階20階なんてとこから落ちても平気の平左。走れば目にも留まらぬ早業ですわ。走ってる姿が敵のザコキャラには見えないんですもの。とまぁ、スーパーマン化してくれます。
敵も同様にスーパーマンにはなるから互角の戦い・・・いやいや、ちょっとまて、そんなんファンは求めてないぞ。ジャッキーがジャッキーたる所以はなんといっても無敵じゃないこと。かつ、生身の人間として出来る範囲で頑張ること。 無敵で超常現象的なことが可能になっちゃったら、「マトリックス レボリューションズ」と変わらへんやんか。ネオとスミスの戦いよりはちゃんと格闘してたけどね。
話自体は大したことない分、いかにジャッキーを見せるかに全てがかかっていると行っても過言ではない作品でこれではもう見所はなくなっちゃうなぁ。あ、でもグダグダの相棒はともかく、もう一人の女優さんの相方はノーマルの能力でバトルしててそれはまぁ見れるものだったかな。最後にゃ彼女も・・・ですがね。 恒例のNG集はささやかな収穫でしょうか。
ということで、非常に残念な結果に終わった本作です。あえて見なくてもいいとは思いますが、あえて見るなら、んー、ジャッキーが最初に死ぬとこくらいまで?途中まではましだったのに(でも「イマイチ+」くらいやけど)なぁ。
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実写版の「シティハンター」で結構辛辣なコメントを書いたのを覚えてはいるんですが、そうは言ってもコメディとシリアス両方を演じさせるとしたら彼の名前は上がってくるんじゃないかねぇ。と思わせるジャッキーです。あの作品は他の要素がグダグダ過ぎたからねぇ。
ハリウッド進出して影が薄くなった彼ですが、僕らのアイドルであることに違いはありません(んな事ない?)。
もういい年のはずなのに鋭い拳法を披露してくれたりするし、痛そうな落下とかもヒョイってやっちゃう。人間界最強セガールのコマ早送り拳法なんてことはせず、戦うところはちゃんと戦いますね。さすがです。
さてさて、そんな前置きはさておき、今作ですな。いやー、コメディ要素がこんなにいっぱい入ってるとは思ってませんでした。しかも笑えないコメディ・・・ジャッキーアクション新作だねぇ。とか軽く思ってたんですが、ベタベタ過ぎる展開についていけずげんなりです。んー。「スーパーマンIII 電子の要塞」とか「スタートレックV 新たなる未知へ」見たときと印象は近いかな。
でも、なんといっても我らがジャッキー、パルクール的に街中を走り回り、テーブルだの机だのを囲みながらのいつものアクションもしてくれる。元々のポテンシャルが高いのと、その割にずんぐりむっくりさ加減が、すごいことを普通に見せてるわけですが、これがジェームス・ボンドだったらそれはそれでカッチョいいんじゃなかろうか。
また、ぎりぎり勝ったり負けたりの緊迫感も忘れない。さすがはジャッキー、多少のワイヤーアクションは許容量やし、やっぱ敵を倒すには銃より拳やで。と、ほぼ鉄砲は当たらず、ただただ拳での決闘を繰り返す。いいですなー。と、寛容な面持ちで見てたんですが・・・後半から俄然つまらなくなります。
なんといってもジャッキーが無敵で強くなっちゃう。鉄砲で撃たれようがナイフで切られようが全然平気です。ジャンプすれば10階ぐらいのビルはひとっ飛び、もちろん、逆もしかりで10階20階なんてとこから落ちても平気の平左。走れば目にも留まらぬ早業ですわ。走ってる姿が敵のザコキャラには見えないんですもの。とまぁ、スーパーマン化してくれます。
敵も同様にスーパーマンにはなるから互角の戦い・・・いやいや、ちょっとまて、そんなんファンは求めてないぞ。ジャッキーがジャッキーたる所以はなんといっても無敵じゃないこと。かつ、生身の人間として出来る範囲で頑張ること。
無敵で超常現象的なことが可能になっちゃったら、「マトリックス レボリューションズ」と変わらへんやんか。ネオとスミスの戦いよりはちゃんと格闘してたけどね。
話自体は大したことない分、いかにジャッキーを見せるかに全てがかかっていると行っても過言ではない作品でこれではもう見所はなくなっちゃうなぁ。あ、でもグダグダの相棒はともかく、もう一人の女優さんの相方はノーマルの能力でバトルしててそれはまぁ見れるものだったかな。最後にゃ彼女も・・・ですがね。
恒例のNG集はささやかな収穫でしょうか。
ということで、非常に残念な結果に終わった本作です。あえて見なくてもいいとは思いますが、あえて見るなら、んー、ジャッキーが最初に死ぬとこくらいまで?途中まではましだったのに(でも「イマイチ+」くらいやけど)なぁ。